大胸筋のバルクアップ。胸筋の自重トレーニングで、分厚い胸板を目指す筋トレ (1/2)
今回は、胸の筋肉を鍛えるトレーニングをご紹介。「ヒンズープッシュアップ」と「膝つきプッシュアップ」、「インクラインプッシュアップ」の3種目です。厚い胸板を目指して、2分間がんばっていきましょう。初心者の方も、ぜひチャレンジしてみてください。
ReebokONEエリート フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修のもと、正しいやり方・フォームを動画で解説します。
\動画で動きをチェック/
①ヒンズープッシュアップ
腕の裏側の筋肉・上腕三頭筋と、胸の筋肉・大胸筋を鍛える筋トレ「ヒンズープッシュアップ」。一般的な腕立て伏せとは異なり、手幅を大きく広げたやり方で、より高い筋力アップと運動効果が期待できます。大きな動きを伴うので、姿勢を維持するために体幹も鍛えることができます。
正しいやり方
1. 肩幅よりも少しく大きく腕を広げて、腕立て伏せの姿勢を作る
2. 体を斜め前に下げる
3. 地面ギリギリまで下げ、体を起こしていく
実施回数
20回×1セット
ポイント
・胸を下げたときに息を吐いて、お尻を上げたときに息を吸う。
・体全体を大きく動かす。
鍛えられる筋肉(場所)
・上腕三頭筋
・大胸筋 etc…
②膝つきプッシュアップ
上腕三頭筋や大胸筋を鍛える筋トレ「腕つき腕立て伏せ」。一般的な「腕立て伏せ」より負荷が小さく、筋トレ初心者の方におすすめです。腕立て伏せができない、腕立て伏せが苦手……という人は、まずはこの「膝つき腕立て伏せ」からやってみましょう。
正しいやり方
1. プッシュアップ姿勢をつくり、膝だけつけて足は浮かせる
2. 肩幅よりも少し大きめに手は広げて、肩の真下にセットする
3. 背中を丸めずに背中にも力を入れて、体を下げていく
4. 肘を曲げて限界まで下げたら少しキープする
5. 一瞬キープしたら手のひら全体で押し上げる
実施回数
10回×1セット
ポイント
・限界まで体を下げたら一瞬キープ、手のひらで床を押す
・腰が丸まったり反ったりしないように
鍛えられる筋肉(場所)
・上腕三頭筋
・大胸筋 etc…
③インクラインプッシュアップ
上半身の高さ上げることで、大胸筋への負荷を変える筋トレ「インクラインプッシュアップ」。腕立て伏せが苦手だという人におすすめのトレーニングで、今回ご紹介するのは筋トレ初心者に適した高さのメニューです。
正しいやり方
1. 両手を高さのあるものに乗せて腕立て伏せの形をつくる
2. 足は開かずに揃える
3. 限界まで肘を開き、腕を曲げていく
4. 大胸筋を意識して広背筋を収縮させながら体を戻していく
実施回数
15回×1セット
ポイント
・呼吸を止めずに
・頭から足までは一直線、動作や姿勢を意識する
・肘は限界まで開く
・体を戻すときは腕をしっかり伸ばす
鍛えられる筋肉(場所)
・大胸筋下部
・上腕三頭筋 etc…
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