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2022年12月5日

子どもの習い事|サッカーの「クラブチーム」と「少年団」は何が違う?

ワールドカップを見て、お子さんが目を輝かせながら「サッカーをやりたい!」って言ってきたら、習い事の一つや二つくらい、やらせたくなるのが親心です。

サッカーは身体をのびのびと動かすことで、お子さんの成長に良い影響がでる期待もできます。

また、サッカーは11人が一つのチームとしてまとまるために、チームプレーの大切さを学ぶことができます。

「少年団」と「クラブチーム」を比較

サッカーを習うには、大きく分けて二通りのやり方があります。

  • 「少年団」と呼ばれる地域に根差したサッカーチームに所属する
  • 「クラブチーム」というサッカースクールに通う

どちらにもメリット・デメリットがあります。

<少年団>のメリット

小学校の友達とわいわいサッカーができる

少年団は地域に根ざしたサッカーチームで、学校教育の一環でやっていたり、地域のサッカー教室としてやっているので、監督やコーチは保護者であったり地域のボランティアの方々がやっています。

監督やコーチはボランティアなので、レッスンの費用が安くて、気軽に始めることができるのが大きな魅力です。

お子さんとしても同じ小学校に通うお友達と一緒に、楽しくサッカーをすることができるので、少年団の仲間と仲良くなりやすく友達も増えやすいです。

<クラブチーム>のメリット

プロから指導が受けられる

一方、クラブチームは、コーチやインストラクターが元プロのサッカー選手やJリーガーなどといった一流のスタッフです。クラブチームならではの特徴として教育が体系化されており、上達速度が速いことも一押しポイントといえます。

実際にプロとして活躍していた選手から教えてもらうことで、お子さんの将来像も見えやすくなります。小学校では運動ができると人気者になりやすいので、友達もたくさんできそうです。

<少年団>のデメリット

土日がサッカーの準備で潰れがち

土日は練習試合があったり、遠征試合などがあります。日ごろの練習の成果を発揮しようと張りきるお子さんも多いです。

少年団にもよりますが、練習試合で使うゼッケンであったり、途中休憩のときに配布するスポーツ飲料などの準備は、保護者の負担になって、応援どころではないという声も。

お子さんが少年団に入ってから、土日がサッカーの準備で潰れちゃう……なんて事態を避けたい人は、所属前によく話を聞いておきましょう。

<クラブチーム>のデメリット

一流の講師と一流の設備。費用も一流?

クラブチームは講師や監督、グラウンドなどもきちんと整備されていて、しっかりとサッカーができます。しかしその分、費用のほうもそれなりにかかります。

少年団と比べると高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、ほかの習い事と比べれば、それほど驚く額ではないかもしれません。

また少年団のような準備はクラブチームのほうでやってくれるので、共働きのご家庭でも心配ありません。

子育ての悩みを共有できる友達ができることも

少年団でもクラブチームでも、大きなメリットは、ママ友・パパ友と出会えることかもしれません。もし子育ての悩みを抱えたときに、相談できる友達が近くにいると、それだけで心強いです。

今の時代、ネットでいくつも解決策はたくさん出てくるから大丈夫! とお考えになるかもしれませんが、やっぱりネットの情報と、実際に体験した人からの話ではその解決策の安心感が違います。

体験レッスンができるサッカー教室を選ぼう

指導方法にこだわっていたり、独自のカリキュラムを採用していたりなど、さまざまな方針の教室があるので、子どもに合った教室を選ぶことが大切です。

教室によっては、無料の体験レッスンを開催しています。最終的に通うかどうかをまだ決めていない方でも、まずは体験レッスンに参加してみるとよいでしょう。

<Text:編集部>