
ライフスタイル
2025年3月10日
ボディソープで顔を洗ってもいい?美容の専門家がお答え! (2/2)
顔に使ってもいいボディソープの成分・特徴
もしボディソープを顔に使うなら、以下のような成分・特徴のものを選ぶと良いでしょう。
洗浄成分がマイルドなもの
アミノ酸系(例:ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa)
ベタイン系(例:コカミドプロピルベタイン)
保湿成分が多いもの
セラミド(肌のバリア機能を守る)
ヒアルロン酸(保湿力が高い)
グリセリン(乾燥を防ぐ)
弱酸性で低刺激なもの
「pHが弱酸性」と明記されているもの
無香料・無着色・アルコールフリーのもの
顔に使わないほうがいいボディソープの成分・特徴
以下の成分が入っているボディソープは、顔に使わないほうがよいでしょう。
洗浄力が強すぎるもの
石けん系(カリ石けん素地、ラウリル硫酸Na など) → 皮脂を落としすぎて乾燥・つっぱりの原因に。
肌に刺激のある成分
アルコール(エタノール) → 肌が乾燥しやすくなる
スクラブ成分(例:マイクロビーズ、クレイ) → 顔には刺激が強すぎる
香料・防腐剤が多いもの
合成香料・着色料 → 肌に負担がかかる
パラベン・フェノキシエタノール → 敏感肌の人は注意
基本的には顔専用の洗顔料を使うのがベスト!
どうしてもボディソープを使うなら、アミノ酸系・弱酸性・保湿成分入りのものを選ぶとOK。逆に、洗浄力が強すぎるものや刺激の強い成分が入っているものは避けるのが無難です。
また、ボディソープを使う際は、直接顔に塗布するのではなくしっかり泡立ててから優しく洗うことが重要です。
摩擦を避け肌への負担を最小限にし、洗顔後はしっかりと保湿を行い、肌の乾燥を防ぐようにしましょう。
監修者プロフィール
内田 優子
セラピスト兼ホルバールスクール認定講師。教育大学卒業後、福祉職を経て美容業界に転身。福祉と美容の視点で本質的な美を追求し、オールハンド技術と最新美容を融合させた施術を提供。解剖学や皮膚生理学に基づく技術指導や専門知識の普及にも努め、講師として後進の育成にも携わる。
<Edit:編集部>
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