
美容皮膚科医に聞いた「唇をピンクにする方法」。色素沈着はセルフケアで改善できる? (2/2)
さらなるピンク色の唇を目指す「スペシャルケア」
長谷川さん:日常的なケアに加えて、スペシャルケアも行いましょう。「リップスクラブを使用する」「美容液を塗る」などのケア方法がおすすめです。
ケア1 リップスクラブで角質を取る
リップスクラブを使用することで、「角質除去」「ターンオーバー促進」「血行促進」などの働きが期待できます。その結果、色素沈着の予防・改善にアプローチできると考えられます。
■リップスクラブの正しい使い方
1、唇を少し濡らして、リップスクラブを唇に乗せます
2、指で円を描くように、優しくマッサージしましょう
3、スクラブを洗い流しましょう
4、最後に高保湿のリップクリームなどで保湿してください
\ポイント/
週に1~2回のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。皮むけしている部分には、使用しないようにしてください。やりすぎると乾燥を招きます。
ケア2 美容液で保湿をする
唇用の美容液を使用することで、乾燥から守りながら色素沈着をケアする効果が期待できます。
■唇の美容液の正しい使い方
1、唇やリップクリームをつけている場合は、事前に落としましょう。
2、美容液を、唇の縦ジワに沿ってやさしく塗ります。
3、美容液を塗った部分に、ラップを重ねましょう。
4、さらに、ラップを重ねた部分に蒸しタオルを重ねましょう。
\ポイント/
コラーゲンやヒアルロン酸が入った美容液は、うるおいを閉じ込めて縦ジワやハリをケアしてくれるのでおすすめです。
血流を良くする「唇マッサージ」もおすすめ!
長谷川さん:唇の色を良くするには、血行改善のためのマッサージもおすすめです。
■唇マッサージのやり方
指の腹を使って、唇を軽くトントンとタッピングするマッサージです。強く叩きすぎず、優しく行うようにしましょう。
乾燥している状態だと、唇への刺激が強くなってしまいます。リップクリームや指に保湿クリームをつけてから、マッサージを行いましょう。
監修・執筆者プロフィール
JUN CLINIC横浜
長谷川 佳子
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。