妊婦なのに、なかなかお腹が出ない!│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#3 (1/2)
みなさん、こんにちは! 7人制ラグビーの寺田明日香と申します!
今回は私が妊婦だった頃のカラダの変化や、運動のことについて書いてみたいと思います。まずは、上の写真を見てください。これは写真左から妊娠6ヵ月~8ヵ月を追った経過写真です。さて、お腹の変化がわかりますか? テーマは「妊娠中のアスリート事情」です。今回も、お付き合いのほど、よろしくお願いします!
妊娠してもトレーニングを続ける!?
さて、私には現在、3歳9ヶ月になる娘がおります。その中で、“ママ、ときどきアスリート”として活動しているのですが、妊娠中から「ママさんアスリートで頑張ろう!」と思っていたわけではありません。2013年6月に陸上選手を引退したときから考えると、自分がママさんアスリートになることは、想像もしていなかったことです。
その一方で、陸上選手を引退してからもカラダを動かすことは好きだったので、ヒマを見つけてはピラティスやジムなどで軽い運動を続けており、それは妊娠してからも同じで、マタニティピラティスやマタニティスイミングなど、無理のない範囲で運動を継続していました。
▲妊娠中もトレーニングを続けていた
「妊婦さんって、運動してもいいの!?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、安定期に入っていること、お腹の張りがないこと、主治医に許可を得ていることなど、一定の条件が揃った場合に“自己責任”で行うことができます。
ピラティスもスイムも、お腹の中にいる赤ちゃんと一緒に運動している感覚を味わうことができ、個々に合わせて無理のない範囲でできるため、オススメです(絶対に、無理は禁物ですよ!)。
ちなみに、私は産後約2年(引退後約3年強)でアスリートに戻りました。現役アスリートで、産後できるだけ早く競技復帰したいと思っている方は、産前・産後も負荷を考えながらしっかりとトレーニングを行う必要があります。あまり知られていませんが、国立スポーツ科学センター(JISS)では、女性の日本代表選手のために、競技復帰のための産前・産後期のためのプログラムが組まれています。