両親から「愛情いっぱいに育てられた子」の特徴とは (2/5)
安心して人に頼ることができる
愛情豊かな環境で育った子どもは、困ったときに人に助けを求めることができます。「助けてと言えば、誰かが応えてくれる」という経験を重ねてきたからです。
これは心理学で「安全基地」と呼ばれる概念と関係しています。
親が安全基地として機能していると、子どもは安心して外の世界を探索し、困ったときには戻ってくることができます。この経験が、大人になってからも「人を頼っていいんだ」という感覚の土台になるのです。

反対に、頼っても応えてもらえなかった経験が多いと、「どうせ頼んでも無駄」と学習し、一人で抱え込む傾向が強くなります。
自分の感情を素直に表現できる
嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しい、怒っているときは怒っている。自分の感情を素直に表現できることも、愛情を受けて育った子どもの特徴です。
これは、感情を表現しても受け止めてもらえた経験があるからです。
泣いたら慰めてもらえた、怒りを表現しても否定されなかった、喜びを分かち合ってもらえた。こうした経験の積み重ねが、「自分の感情を出していいんだ」という安心感を育みます。
感情を表現することを禁じられて育った子どもは、自分の気持ちを抑え込むことを学びます。その結果、大人になっても自分の感情がわからなかったり、適切に表現できなかったりすることがあります。
自己肯定感が高い
愛情いっぱいに育てられた子どもは、「自分には価値がある」「自分は愛される存在だ」という感覚を持っています。
これは、条件付きではない愛情を受けてきた結果です。
「テストで良い点を取ったから」「言うことを聞いたから」ではなく、「あなたがあなただから」という理由で愛された経験が自己肯定感を育てます。
自己肯定感が高い子どもは、失敗しても必要以上に自分を責めません。「今回はうまくいかなかったけれど、自分には価値がある」と思えるため、挫折から立ち直る力も強くなります。










