竹内涼真くんに走りを教えるかわりに演技を教えてもらいました。ドラマ『陸王』でマラソンランナーを熱演中の芸人・宇野けんたろうを直撃!(後編) (1/3)
2017年10月よりTBS系列で放送されている連続ドラマ『陸王』で「ダイワ食品」陸上部のエース・立原隼斗を演じているお笑いコンビ・げんき~ずの宇野けんたろうさん。
前編では「マラソン芸人」としてのこれまでの軌跡や日頃のトレーニング方法についてお聞かせいただきましたが、後編では現在出演中のドラマ『陸王』でのエピソードや、今後の展望についてお話を伺います。
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ストイックすぎるマラソン生活は禁物。ドラマ『陸王』でマラソンランナーを熱演中の芸人・宇野けんたろうを直撃!(前編) | 趣味×スポーツ『MELOS』
「マラソンの足をつくる」という役作り
――『陸王』の出演はオーディションで勝ち取ったと伺いました。
そうなんですよ。まさか自分が受かるとは思ってなかったんですよね。なにしろ、テレビで見たことある有名な俳優さんもたくさんいらっしゃる作品なので。何十回もオーディションを重ねました。あれはすごくいい経験になりましたね。
――選考基準は演技力だけではなかったんですか?
演技力プラス走りです。最終オーディションは青山学院大学(以下、青学)のトラックで、演技抜きの走りのみ! そこには青学陸上部の原晋監督と番組のスタッフさんたちがいて、いろんなバランスを見ながら決めたみたいです。
――でも、確かにドラマを見ていても、宇野さんは陸上部のメンバーとしてしっくりきています。違和感がないんですよ!
いや~、でも、芝居が難しくて。お笑いでも演技を求められることはあるので、慣れているつもりだったんですが……。コントとドラマはやっぱり違いますね。
――チームのエース・立原隼斗を演じるにあたり、役作りはしていらっしゃるのでしょうか?
やっぱりエースなので、常に全力で先頭きって走るという意識は強いです。それと、フルマラソンの撮影って、本当にフルで走ることはないわけですよね? なので、撮影の前日からは「マラソンの足をつくる」ように気を付けています。
――「マラソンの足をつくる」?