インタビュー
2017年12月26日

東京パフォーマンスドール・高嶋菜七「野球を通じてチームプレーの大切さを学んだ」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#7 (1/2)

 スポーツにガチで打ち込んだ経験を持つアイドルに、その思い出や競技の魅力について語ってもらうインタビュー連載「アイドルと、スポーツと、青春と。」。

 第7回は、第6回に引き続き東京パフォーマンスドール(TPD)から高嶋菜七さんが登場です。スポーツ万能アイドルとして活躍する彼女。そのルーツには、小学生の頃に取り組んだ野球での学びがあったと話します。

 後編では、試合に出場した際のエピソードを中心に語っていただきました。

▼前編はこちら

東京パフォーマンスドール・高嶋菜七「毎週のように怪我をして。それでも野球が大好きだった」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#7 | 趣味×スポーツ『MELOS』

目立ちたがり屋なのに緊張しい

——試合に出たときは活躍できたんですか?

 それがけっこうミスしちゃうんですよ。私、めっちゃ緊張しいなんです。試合中もバッターボックスに入るともうボールしか見えなくて。監督がサインを出しているのに気づいていないこともあって、「こっち向け!」って叫ばれてした(笑)。

——目立ちたがり屋なのに緊張しやすいんですね。

 そうですね(笑)。ライブだと本番になっちゃえば大丈夫なんですよ。でも、野球は試合中ずっと緊張してました。守備とかは特に。急にボールが飛んでくることがあるので、常に神経を尖らせておかないとダメだから。集中してないとわかるみたいで、すぐに監督に怒られるっていう。

——攻撃のときはどうだったんですか?

 自分の打順が近づくとすごく緊張しちゃって。自分に回ってくる前に3アウトになったりすると「よっしゃ、助かった」って思ったり(笑)。フルカウントになったときもめちゃくちゃ弱かったです。

——チャンスのときに打順が回ってきたら大変そうですね。

 あー、もう全然ダメです。絶対に三振しちゃう(笑)。あと珍プレーもけっこう多かったですね。自分の前にランナーがいるのを見てなくて追い越したことが何回かありました。

——なんだか攻守ともに緊張していて本領を発揮できてなさそうですが(笑)、試合で活躍したことはあるんですか?

 それが一回だけ公式戦で逆転サヨナラランニングホームランを打ったことがあるんですよ! 校庭が広かったので、ボールが外野を抜けて転がっていったんです。その隙にうわーっと走って。人生で初めて胴上げしてもらいました(笑)。

——ほかに印象に残っている場面はありますか?

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