インタビュー
2017年12月26日

東京パフォーマンスドール・高嶋菜七「野球を通じてチームプレーの大切さを学んだ」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#7 (2/2)

 そのチームで野球をする最後の日に、好きなポジションをやらせてもらったんですよ。だから、あらためてピッチャーに挑んでみました。

——チーム加入時はストライクが入らなくてクビになったんですよね。そのときはどうでしたか?

 入ったんですよ! 今にして思えば、最初は未経験のまま投げたのでストライクを取れるわけがなかったですよ。2年間の練習の成果もあって、コントロールが良くなってたんです。

——もしかしたらピッチャーを続けるべきでした?

 なんだかんだ言って、ピッチャーは常に観られる立場だから緊張してダメそう(笑)。プロ野球の試合を観ていてもすごいプレッシャーがかかってるじゃないですか。特に阪神の試合見ていると、活躍できない選手には遠慮なく野次が飛んでいくから怖いなって。

野球もアイドル活動もチームプレーがいちばん大切

——そうした野球の経験が今の活動に活きていると感じることはありますか?

 チームプレーの大切さですね。野球で6・4・3の併殺を取るのも、ダンスのフリを合わせるのも、常に呼吸を合わせる必要があるという意味では同じかなって。あと、誰かがミスをしてしまったら必ずカバーに入るとか。それって野球でエラーしたときに似ている気がします。

——昔からチームプレーが染み付いていたからこそ、今も当たり前に助け合えるんですね。

 そうあってほしいですね。

▼前編はこちら

東京パフォーマンスドール・高嶋菜七「毎週のように怪我をして。それでも野球が大好きだった」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#7 | 趣味×スポーツ『MELOS』

[プロフィール]
高嶋菜七(たかしま・なな)/東京パフォーマンスドール
1996年12月31日生まれ、兵庫県出身。2013年、全国8800人から選ばれた新メンバーでグループを結成。ノンストップで歌とダンスを繰り広げるライブ「ダンスサミット」を全国で展開し、2017年3月には中野サンプラザ公演を開催。NHK公式マスコットキャラクターのどーもくんとのコラボなど、活動は多岐に渡る。自身は同グループでリーダーを担当。シンガポールへの留学経験を持ち、英会話の特技を持つ。
DIGITAL SINGLE『現状打破でLove you』配信中。購入や試聴はこちらhttps://erj.lnk.to/zXK4t 
2018年3月14日(水)に6枚目のシングル発売が決定!
【TPD公式サイト】http://tpd-web.com/
【高嶋菜七Twitterアカウント】https://twitter.com/nana_t_tpd
【ライブ情報】
2018年2月20日(火)duo MUSIC EXCHANGE
2018年3月15日(木)Shibuya WWW X
2018年4月19日(木)Shibuya WWW X
2018年GW CBGKシブゲキ!! ※日程の詳細は後日発表
2018年6月3日(日)日本橋三井ホール

<Text:森祐介/Photo:石垣星児>

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