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“生きるのがつまらない”からアイドルになり、“生きている実感が欲しくて”プロレスラーになった (1/3)

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 各団体がしのぎを削りながら盛り上がりを見せている女子プロレス界。愛らしいルックスを武器に、雑誌のグラビアを飾ったり、写真集を刊行したり、とアイドル並みの活躍をしている女子選手も活躍しています。一方で、アイドルの世界からプロレスの世界に入った女子選手も。

 ローカルアイドルグループ「LinQ」の元メンバー、伊藤麻希さんは、まさに「アイドル→プロレス」の道を歩んでいます。アイドルとプロレスの2つの世界を行き来する彼女はプロレスを始めたことで、「生きている実感を得られた」と語ります。その言葉の裏にはアイドル時代の苦い過去がありました。彼女が知った「生きている実感」とは何なのでしょうか? インタビューを通じて紐解いてみました。

生きていてつまらなかったからアイドルになった

 現在22歳の伊藤さんは、高校1年生だった16歳の時に、地元である福岡を拠点に活動するアイドルグループ「LinQ」に加入し、アイドルとしてのキャリアをスタートさせました。

「アイドルになったのは、『生きていてつまらなかったから』なんです。それと、大好きな男の子がAKB48の柏木由紀さんのことがすごく好きで、『柏木由紀さんと結婚したい』と言っていたのを聞いて、私もアイドルになって結婚してもらおうと思いました(笑)」

プロレスと出会い「やっと生きている感じがしました」

 そんな伊藤さんの転機となったのが、高校3年生のとき。LinQの一員として出演したDDTプロレスリングの両国国技館大会がきっかけでした。

LinQとして歌とダンスのパフォーマンスを披露し、メンバーたちが試合に乱入するという流れに。

「所属していたグループで試合に乱入したのですが、そのときに楽しくなって、私だけ、高木三四郎(選手)と宮本裕向(選手)にヘッドバット(=頭突き)をしまくりました。プロレスファンの方々は、私のことを知らなかったと思います。でも、場内から“伊藤コール”が起きたのです。そのときに、生まれて初めて脚光を浴びた感じがして、やっと生きている感じがしました」

▲プロレスのリングの上に立つ伊藤さん

 伊藤さんはそのときはプロレスのことを何も知らず、プロレスが好きか嫌いかという以前にプロレスと何も接点がなかった状態でした。両国国技館大会に出演した後も、LinQのメンバーとして活動を続け、同時に、DDTプロレスリングからオファーを受け、ゲスト参戦という形でプロレスラーとしてリングにあがるようになります。

次ページ:プロレスラーになるため何も告げずに単独で上京

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