ベイビーレイズJAPAN・傳谷英里香「バスケもアイドルも、人間関係が重要」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#10 (1/3)
スポーツにガチで打ち込んだ経験を持つアイドルに、その思い出や競技の魅力について語ってもらうインタビュー連載「アイドルと、スポーツと、青春と。」。
第10回に登場するのは、「EMOTIONAL IDOROCK」を活動理念に掲げ、ロックテイストの楽曲を歌い続けるベイビーレイズJAPANのリーダー・傳谷英里香さん。
ステージ上ではキレキレのダンス、グラビアでは抜群のプロポーションを披露している彼女ですが、その資本となる身体の礎を築くきっかけになったのが、小学校3年生のときに始めたバスケットボールだったとか。それだけでなく、グループをまとめるリーダーシップも中学生のときに副キャプテンを務めたことで身についたと話します。
後編では、バスケットボール部で培った経験が、現在の活動にどのように活きているかを尋ねました。
▼前編はこちら
ベイビーレイズJAPAN・傳谷英里香「やるならとことんの精神はバスケで培った」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#10 | 趣味×スポーツ『MELOS』
アイドルになることは大きな決断だった
——どうして高校ではバスケットボールを続けなかったんですか?
本当は続けたかったんですけれど、高校に入る頃には芸能活動を始めていたので、そんな時間はないなと思って諦めました。
——その後、ベイビーレイズ(後にベイビーレイズJAPANに改名)に加入したわけですね。
はい。でも、もともとモデルとしてスカウトされたので、モデルをやるつもりでした。「アイドルって苦手だな」と思うこともあって……。当時、事務所の先輩の菊地亜美さん(アイドリング!!!)から突然グループ結成を伝えられたんですけど、その会議が終わってすぐに「これは絶対にやらなきゃいけないですか?」ってスタッフさんに相談しました。
——スタッフさんからはどんな返事があったのですか?
「本当に嫌ならやめてもいいけど、絶対にプラスになるよ」って。それですごく悩んだけれど、これはチャンスなんだと思って挑戦することにしたんです。そしたら「やるならとことん」の精神なので全力で取り組むしかないですよね。それでリーダーにも立候補して。振り返ってみると、アイドルになること自体が大きな決断だったと思います。
——バスケを含め、さまざまな競技で鍛えた経験が役立っているなと思うことはありますか?
体力だけはやたらとあるので、どんなにキツいスケジュールでもなんとかこなせてるのかなって。あと、ダンスって体の軸が大事なのですが、未経験だとなかなか掴めないそうなんです。でも、体幹が鍛えられていたから、けっこうすんなり踊ることができて。たまに「ダンス、やってたんですか?」って聞かれるんですけれど、まったくの未経験者でした(笑)。
——では、部活で副キャプテンを務めた経験が、グループのリーダーとして活動するなかで活きていると感じることは?