2025年9月29日

つい自慢やマウントをしてしまう人は、何が目的なのか?その心理を探ると見えてくる“意外なもの”とは (3/6)

大人なのに自慢やマウントを抑えきれないのはなぜ?

子どもっぽい行動に見える“自慢やマウント”ですが、大人になっても出てしまうのにはいくつか理由があります。

承認欲求が満たされていない

社会人になると褒められる機会が減るため、会話の中で自分を認めてもらいたくなる

 劣等感や不安の裏返し

実は自信がなく、「自分はすごい」と示さないと不安が強まる

自己評価と他者評価のギャップ

→ 自分では「普通に会話している」つもりでも、強調の仕方やタイミングで“自慢”に見えてしまう

文化・習慣の影響

「寝てない」「忙しい」が頑張りの象徴として評価されやすい環境では、不健康自慢が常態化しやすい

つまり、大人になっても自慢やマウントをしてしまうのは「承認欲求」「不安の補償」「環境の影響」が重なっているからなのです。

ちなみに「自虐風自慢」も、謙虚さの裏に隠れた承認欲求や自信のなさの表れです。素直に“すごいですね”と言うよりも、『努力していて立派』『大変だけど成果があるんですね』と認めてあげると、相手は満たされやすく、会話もスムーズに流せます。

次:どんな人が自慢やマウントをしやすいの? されやすい人、されにくい人の特徴

1 2 3 4 5 6