2018年9月20日

GoPro新モデル「HERO7 Black 」が登場!手ぶれ補正の進化&ライブ配信に対応

 人気のアクションカメラ「GoPro」の新製品「HERO7 Black 」が発表されました。

ブレがまるでない......プロモーションビデオのような仕上がりに

 新モデルは手ぶれ補正が進化。プロフェッショナルが電動のジンバルを使用して撮影しているような映像が、「GoPro」単体で撮影できる点が魅力です。

 これまで、歩いたりスポーツをしたりしながらの撮影では、どうしても上下左右の撮影者の動きが撮影した映像に反映されていましたが、新モデルではこうした問題が解消されています。GoPro社は、この新機能を「HyperSmooth」(ハイパースムーズ)と呼んでいますが、その名に恥じない仕上がりをご覧ください。

 特に注目なのは、動画の26〜27秒あたりからスタートする、前作と今作の比較をした部分。コースターに乗ったユーザーが「GoPro」を用いて前方を撮影する様子が撮影されていますが、前作では映像にかなりの揺れがあるのに対し、今作ではほとんどありません。

 こちらもすごい。6秒付近から、同様に前作との比較がありますが、やはりその差は一目瞭然と言えます。

 この「HyperSmooth」は、水中や強い衝撃を受ける環境や強風などでも問題なく動作。ジンバルが使えないような場所でも、「HERO7 Black 」があれば、それ単体でプロモーションビデオのような仕上がりの映像を撮影できてしまいます。

"魔法の絨毯"に乗っているようなエフェクトも新搭載

 さらに、こちらも注目の新機能として「TimeWarpビデオ」を搭載。同機能は、スピードアップした動画の撮影が可能になるもの。1つ目に掲載した動画の33秒付近から実際の映像が確認できますが、人や風景などの流れが、揺れを抑えた短いクリップへと形を変えています。

 同機能を使えば、長時間の体験をコンパクトにまとめることができる上、まるで浮いているかのような滑らかさが表現されるので、普通じゃない=見るものを惹きつけるような動画に仕上げることができます。

初のライブストリーミングに対応

 いま、この瞬間を誰かに共有したいーーそんなユーザーの想いに応えるように、「HERO7 Black 」は「GoPro」シリーズで初めて、ライブストリーミングに対応しました。Facebook、Twitch、YouTubeに対応しているので、アクティブな映像を美しく、かつ簡単に第三者に共有できるようになりました。もはや、最強のアクションカムですね......。

 ほかにも、カメラがシーンを検出して自動的にHDR、ローカルトーンマッピング等を適応してくれる「SuperPhoto」機能を搭載していたり、オーディオも進化していたりするなど、確実にユーザーが欲しがるアップデートを施してきたモデルと言えます。

 HERO7 Blackは、税込53,460円。このほか、まずはエントリーモデルでという方に、4K撮影が可能なHERO7 Silver(税込41,580円)と1,080pが撮影可能なHERO7 White(税込31,860円)も登場します。いずれのモデルも、9月27日発売です。

<Text:辻村/Photo:GoPro オフィシャル>