ウェルネスフード
2021年8月3日

夏の筋肉メシ!「温泉卵と山芋とろろのステーキ丼」の作り方|栄養士が教えるガッツリ飯レシピ

 スポーツや筋トレで成果を出すため、疲れにくい体を作ることはとても重要。途中で疲れてしまうことなく、最後まで全力を出しきりたいですよね。

 今回のメイン食材のひとつである「山芋」は精がつくと言われており、途中で体力が尽きてしまいがちな人にぴったり。夏バテ予防効果もあるので、残暑の季節にもおすすめです。

 また、ニンニクを使ったソースを使用しているので、牛肉が含むビタミンB2が吸収されやすくなり、疲労快復効果もアップ。ボリュームたっぷりの丼ですが、消化酵素を含む玉ネギを敷いているのでもたれることなく食べることができます。

温泉卵と山芋のガーリックステーキ丼

材料(2人分)

※【すりニンニク…2片、バター…20g、醤油・みりん・酒…各大さじ1、砂糖…小さじ1/2】
山芋…100g
水菜…30g
玉ネギ…1/4個
塩…小さじ1/3
こしょう…少々
ステーキ肉…1枚(200g)
サラダ油…少々
温泉卵…2個
ご飯…適量

作り方

1.(※)を小鍋に入れてひと煮立ちさせ、時々混ぜながらとろっとするまで煮詰める。

2.山芋の皮をむき、フォークを刺してすりおろす。水菜はざく切り、玉ネギはスライスして水菜と合わせる。

3.ステーキ肉に塩、こしょうを両面にまんべんなくふる。フライパンを熱し、ステーキ肉をいれて約40秒~1分焼き、ひっくり返して約30秒焼く。ゆるくしぼった濡れ布巾の上にフライパンをのせて保温し、お好みの状態まで火を通す。

4.器にご飯を盛り付けて水菜と玉ねぎを広げ、斜めそぎ切りにスライスしたステーキ肉を並べる。中心に山芋と温泉卵をのせて、全体に(1)のソースをかけてこしょうをふる。

 秒数はあくまでも目安です。ステーキ肉の厚みによって、焼き色を見ながら判断しましょう。今回は、ステーキ肉は厚さ1.5cmのものを使用しています。

 ステーキ肉は5mmほど熱が通ったら裏返してOKです。肉の側面を見ながら、お好みの状態まで火を通してください。

 バターとガーリックを使ったソースの香りが食欲を掻き立てる一品。水菜と玉ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、たっぷりのったステーキ肉は、「肉を食べたい!」という気持ちもしっかり満たしてくれます。温泉卵と山芋を絡めると優しい味わいになりますよ。

<プロフィール>
田村つぼみ 料理家/栄養士
1985年生まれ。栃木県出身。短大を卒業後、料理教室にて講師を務める。その後、料理研究家・浜内千波師匠のもとでアシスタントとして修業。現在、料理家として、書籍や女性誌を中心に活動中。また、カフェなど飲食業態のメニュー開発、店舗立ち上げプロデュース、料理教室ほかを精力的に行っている
【HP】http://www.tsubomi-t-cooking.com/

<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:久保寺誠>