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2019年1月14日

スポーツやアクティビティでどう活躍する!? GoProの新モデル「HERO 7 BLACK」で遊んでみた (3/3)

タイムラプスもお手のもの

 タイムラプスという撮影手法があります。数秒ごとにシャッターを切り、それをつなぎ合わせて動画にするものです。HERO7 BLACKにも「タイムラプス」のほか「ナイトラプス」「TimeWarpビデオ」などのモードが用意されています。

 アウトドアが好きな人なら、キャンプ先で夜に「星空を撮影したい」と思ったことがあるでしょう。しかし、通常の動画モードでは光の量が足りず、星はうまく写りません。そんなときにナイトラプスで撮影すれば、適切な明るさで星空を綺麗に撮ることができます。また、本来ならカメラを固定して撮るものだったタイムラプス動画を、移動しながら撮影できるようにしたのがTimeWarpビデオです。

 ここでは鎌倉の由比ヶ浜で撮影したナイトラプス、および長谷の大仏を撮影したTimeWarpビデオをご覧いただきましょう。

ハイライト映像も簡単にできちゃう!

 撮影した動画はmp4のファイル形式で保存されるため、一般的なPCソフトで編集できます。ちなみにPC向けには純正ソフト「GoPro Quik」が提供されているほか、スマホ向けにも「GoPro(旧Capture)」アプリが用意されています。

 GoPro Quikでは、HERO7 BLACKから取り込んだ動画・静止画を使ってハイライトがつくれる機能がオススメ。簡単に素早く、アクティビティを振り返る映像に仕上がります。

 最後に、HERO 7 BLACKを使う上での注意点にも触れておきます。まず、ボディが小さいがゆえに(手持ちの場合は特に)水平を保ったままの撮影が意外と困難です。ディスプレイでこまめにチェックしましょう。もし映像がナナメに撮影されてしまっても「そもそもアクションカメラとはそういうもの」と割り切ることも必要かもしれません。

 また、ボディを守る簡易フレームを装着すると、ディスプレイのタッチ操作がしにくくなるデメリットがあります。このほか、4K画質で撮影したときの発熱もやや気になるところ。高い防水性とのトレードオフになっています。

 スマホでは決して撮影できない映像が撮れるGoPro HERO 7 BLACK。その最大の特徴である手ぶれ補正機能 HyperSmoothが、ランニング、サイクリング、バイク、ハイキング、スキー、登山といったアクティビティを楽しむ上で、撮影者を強力にバックアップしてくれることは間違いありません。

<Text & Photo:近藤謙太郎>

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