インタビュー
2019年1月25日

9nine・村田寛奈「いろんな習い事をしていたので、体を動かすのは昔から得意だった」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#17 (2/3)

毎日がむしゃらに習い事をしていた

——ダンススクールでは当時、どんなことを習っていたんですか?

足と手の形を綺麗に魅せる練習とか、足をあげる練習とか。基礎的なことをコツコツやってました。あと、モデルウォーキングもやりました。ダンススクールのオプション講義で、やりたい人だけ参加できるカリキュラムだったのですが、興味本位で飛び込んでみたんです。

——ダンススクールの他にも習い事をしていたとか。

他には、水泳、器械体操、ボイストレーニング、ギター、塾に通ってました。

——すべて同時期ですか?

はい、毎日習い事に通ってました(笑)。とにかくがむしゃらでしたね。

——友だちと遊びに行ったりとかは?

放課後は友だちと遊ぶより習い事、終わったらすぐに帰って寝る! みたいな生活を送ってましたね。当時は山奥に住んでいたし、妹はアクティブな性格じゃなかったので、遊ぶとしてもひとりで遊ぶことが多かったです。

——どんな遊びをしていたのでしょう?

すごくアクティブな子どもだったので、晴れていれば自転車でバスケットコートに行ったり、両親にラケットとボールを買ってもらって公園で壁当てをしたり(笑)。小学生2年生のときに海が近くの家に引っ越したんですが、そのときはヨットハーバーがある広場で遊んだりしていました。

——学校の休み時間は何をして過ごしていましたか?

友だちと一輪車に乗って遊んでいた記憶があります。それと市が開催する体育大会の選手に選ばれたくて、走り幅跳びの練習もしましたね。一度だけ選ばれたんですよ!

——スゴいですね(笑)。そうしたら、小さな頃から運動は得意だったんですね。

そうですね。いろんな習い事をしていたので、体を動かすのは得意だったと思います。

——ちなみに「器械体操の習い事」って、具体的にどういった練習をするんですか?

私が通っていたところは、床(マット)、鉄棒、跳び箱の3ジャンルを中心に教わっていました。鉄棒では大技に挑戦したり、跳び箱では高いものを飛んだり、マットでは倒立やバク転(後方転回)の練習をしたり。私は真っ先にバック転を習得しました(笑)。

——小学生でバク転ができると、学校ではヒーローじゃないですか。

でも、学校で披露はしたくなくて(笑)。器械体操を始めた理由は、自分の中で「バク転ができるようになりたい」くらいの目標があったからなんです。だから、思ったより簡単に習得できたので、すぐに辞めちゃったんですけど。

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