2023年6月23日

ヨガとピラティスの呼吸の違い。身体にもたらすそれぞれの効果とは? (1/2)

ピラティスとヨガはポーズが違うだけでなく、呼吸法や筋肉の使い方も全く異なるものです。なんとなく混同されがちですが、実は全く違うものなのです。今回は特に呼吸法に注目して、両者の違いを紹介します。

ピラティスの呼吸法

ピラティスの呼吸は、鼻から吸って口から吐きます。

腹式呼吸ではなく、肋骨を横や後ろに広げるイメージで吸い込みます。胸やお腹ではなく、背中を意識して呼吸することが大切です。反対に、息を吐くときは広げた肋骨を閉じる感覚でゆっくりと口から吐きます。

これは胸式呼吸と腹式呼吸のいいところをあわせたラテラル呼吸と呼ばれています。

ピラティスは浅い呼吸が特徴的ですが、単純に胸式呼吸をすればいいというわけでもないところが難しいと感じる方も多いようです。

ヨガの呼吸法

ヨガの呼吸は鼻から吸って鼻から吐きます。腹式呼吸が基本となりますが、胸式呼吸や特殊な呼吸法を使うこともあります。

ヨガは常に呼吸をし続けることが大切になってきます。ポーズを取るときは多くの場合腹式呼吸を求められます。なかなか慣れるまでは難しいですが、徐々に慣れていきましょう。

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ピラティスで鍛えられる筋肉

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