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2024年8月29日

心身ズタボロの東大院生が“ヨガ”に出会って変わった話|【新連載】会社員×ヨガ・ピラティス講師Saoriの「ウェルビーイングな暮らしの始め方」 (1/2)

MELOS読者の皆さん、初めまして!

都内で会社員をしながらヨガ&ピラティスの講師もしているSaoriと申します。この度ご縁があり、MELOSさんでコラムを書かせていただくことになりました。コラム執筆という新たなチャレンジに、私自身とてもワクワクしています。

皆さん、これからどうぞよろしくお願いします!

今回は第1回目ということで、「自己紹介」と「このコラムで伝えたいこと」について書きたいと思います。

私の半生を表す5つのキーワード

まず自己紹介として、5つのキーワードを挙げてみました。どれか一つでも覚えていただけると嬉しいです!

・生粋の関西人
・東大院卒
・教材編集者
・兼業ヨガ・ピラティス講師
・30代で再上京

生粋の関西人、子ども時代はやんちゃ

生まれも育ちも兵庫県。2つ上の姉がいる2人姉妹です。幼少期は、吉本新喜劇を観て育ちました。小学生の頃はやんちゃで、男子と口喧嘩や取っ組み合いをすることも……。

高校時代はヒップホップダンスに夢中で、寝ても覚めてもダンスのことばかり考えているような日々でした。このままダンスの専門学校に進学しようと本気で思いましたが、両親に大反対され断念。

勉強には真面目に取り組むタイプだったので、そのまま地元の大学に進学しました。

とてもハードだった東大院時代

大学では、開発経済学を専攻し、途上国でのフィールドワークを行うゼミに所属していました。人生初の海外経験は、カンボジアの田舎の農村。

この経験が私にとって非常に大きなものであり、ある意味単純だった私は「もっと勉強して研究者になろう!」と大学院進学を決意しました。

いくつかの国公立大学を受験し、まさか合格するとは思っていなかった東京大学大学院に進学することになりました。

夢を抱き上京しましたが、修士課程の2年間は非常にハードで、心も体も疲弊しました。結局、研究者の道は断念しましたが、そのもっとも辛い時期に「ヨガ」と出会いました。

初めてのレッスンでは、見よう見まねで動きながらも、先生の「呼吸を深く繰り返して」という誘導に、丁寧に呼吸をしながら身体を動かしていきました。レッスンが終わった後は身体の力が抜け、張り詰めていた心がほぐれた感覚を今でも鮮明に覚えています。

教材編集者をしながらヨガにハマる

大学院を卒業後、関西の学習参考書の出版社に就職し教材編集者としてのキャリアをスタートしました。忙しいながらも充実した会社員生活を送りました。

趣味で続けていたヨガは、週3回のレッスンに通うほどハマり、「ヨガをすると心が整う! また仕事を頑張れる!」と、ますますヨガが好きになっていきました。

資格を取得し、兼業ヨガ・ピラティス講師に

ヨガ哲学書を読んだことがきっかけで、もっと深くヨガを学びたいと思い、会社員を続けながら全米ヨガアライアンスの資格を取得。

兼業でヨガインストラクターとしてのキャリアをスタートしました。その翌年には、マットピラティスの資格も取得しました。

30代で再上京

インストラクター業をパラレルワークとして本格的に取り組みたいと思い、新卒から7年間勤めた会社を退職し、東京の会社に転職。30代で再び東京に戻ってきました。

大学院を卒業した時に、もう2度と戻ってくることはないと思っていた東京。しかもヨガインストラクターになって戻ってくるなんて、当時は想像もできませんでした。

人生って本当に何が起きるかわからないですね。

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