2022年に流行ったグルメTOP10!リクルート発表
今年も年末にさしかかり、1年の振り返りの時期がやってきました。リクルートが、その年の「流行グルメ」の2022年版を発表しています。
今年トレンドだった食べ物は?
まず、2021年に続いてマリトッツォが第1位。2位のカヌレ、6位の韓国インスタント麺、7位のショートケーキ缶、8位のわらび餅ドリンク、9位のチャミスルなど、甘味系が目立ちます。
そんな中、健康意識の高まりを感じられるのが、3位のオートミールや4位の乳酸菌飲料、5位のプロテインといった顔ぶれ。
「低糖質・高タンパク質」「体の調子を整える」をうたうものが多くランクインしていますね。
ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員によると……
ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員である有木真理さんによれば、2022年流行グルメのキーワードは「健康」と「チートデイ」の2つ。
ちなみに、チートデイとは、ダイエット中に設ける好きなものを食べる日のことを指します。チートデイについて「実践している」と答えた人は22.6%とまだ少ないものの「知っている」人は62.1%にのぼるなど関心の高さが伺えます。
また、「チートデイを食べたいものを食べるときに自分への言い訳にしている」人は9.5%いました。
健康意識の高まりと比例して「時には羽目を外して好きなものを食べたい」という「チートデイ」の考えが表れたようなものも多い傾向です。一方、「SNS映え」や「韓国」の要素も相変わらず人気です。
みんなの健康意識に変化は?
健康面では、コロナ前と比較して「炭水化物・糖質の摂取量」をどのように考えているのかという質問もアンケート。
「特に考えていない」が58.8%、「減らしたいと考えている」が34.4%、「増やしたいと考えている」が6.7%で、約4割の人が糖質摂取量について調整しようとしていることも分かっています。
健康に良いとされているものとハイカロリーなもの、両方が多く入っている今回のランキングからは、自制と欲望のはざまで揺れる人たちのリアルな姿が浮かび上がってきます。
来年、2023年は一体どのような結果になるのか、今から楽しみですね。
<Text:辻村>