
性格は顔に出る?表情や顔つきで分かる「性格サイン」とは
「性格は顔に出る」は、よく言われますよね。
エステサロンを運営する株式会社R’VIVOが、全国20〜60歳未満の男女990人を対象に実施した調査によると、67.8%が「性格は顔に現れると思う」と回答しています。
さらに、「他人に対して性格が悪そうな顔だと感じたことがあるか」という質問には、「よくある」「時々ある」と答えた人が合わせて51.3%にのぼり、多くの人が無意識に他人の顔つきから性格を読み取っていることが明らかになりました。
では、「性格が悪そう」「性格が良さそう」と思われる顔には、どのような特徴があるのでしょうか。
性格が悪そう・良さそうに見える顔の特徴とは
調査では、性格の印象と顔のパーツ(目・口角・眉間など)に関するイメージも尋ねられています。
性格が悪そうに見える顔の特徴(複数回答可)
特徴 | 割合 |
---|---|
目が冷たい印象 | 46.9% |
笑っていても目が笑っていない | 45.1% |
眉間にシワがある | 25.5% |
口角が下がっている | 22.0% |
口角が左右非対称に動いている | 20.1% |
「笑っていても目が笑っていない」「眉間にシワがある」といった特徴は、無意識に緊張感や冷たさ、怒りといったネガティブな感情を想起させてしまう可能性があります。
性格が良さそうに見える顔の特徴(複数回答可)
特徴 | 割合 |
---|---|
笑ったときに目も笑っている | 54.5% |
目がキラキラしている | 34.8% |
口角が上がっている | 26.1% |
笑うと目尻にシワができる | 25.1% |
口元に笑いジワがある | 11.4% |
「自然な笑顔」「穏やかな感情」を感じさせる要素は、ポジティブな性格と結びつきやすい傾向があるようです。
とくに「目」の印象が、相手の性格判断に強く影響していることがうかがえます。
顔の印象は変えられる。専門家による表情改善のアドバイス
この調査を発表したR’VIVO代表・岩崎るみ氏は、フェイシャル施術「フェイシャルレメディ®」の開発者でもあります。彼女によれば、顔の印象は生まれつきではなく、「思考・感情・生活習慣」によって表情筋に変化が現れた結果だといいます。
つまり、顔の印象は自分でコントロールできる、ということです。岩崎氏が提案する「性格が悪そうに見える顔」を改善するためのポイントは以下の通りです。
目も微笑ませる
ただ笑顔をつくるだけでなく、心から笑って「目まで笑う」ことを意識することで、自然な輝きや透明感のある目元に近づけるとされています。
口角を整える
下がった口角は、不満や怒り、疲れを感じさせる要因になります。口角を上げる筋肉を鍛えるには、割り箸を横に軽くくわえたまま数秒キープするトレーニングが効果的です。
眉間のシワをゆるめる
ストレスや怒りによって眉間にシワが入りやすくなります。指の腹で眉間やこめかみを優しくマッサージし、表情筋の緊張をほぐすことで、柔らかな印象をつくることができます。
顔は“人生の履歴書”。見た目を整えることは心を整えることでもある
今回の調査から見えてきたのは、表情は単なる外見ではなく、その人の内面や感情、過ごしてきた日々の積み重ねが反映されるものであるということです。
人は顔から多くの情報を受け取っています。目、口角、眉間といったパーツのちょっとした違いが、「性格が良さそう」「悪そう」といった印象につながることもあるのです。
とはいえ、表情は意識次第で変えることができます。日々の小さなケアと表情への意識づけが、自分自身の印象を大きく変える第一歩になるはずです。
<Edit:編集部>