フィットネス
2024年1月11日

ガリガリ体型のまま筋トレしても意味ない、まず太るべき?体を大きくするメニュー[スポーツナース監修] (2/4)

大きな筋肉から肥大させると、効率よく筋肉をつけることが可能です。ここでは上半身と下半身に分けて、おすすめの筋トレをご紹介します。

スポーツナース田中さんからのアドバイス

筋トレ初心者の方は、まずは正しいフォームを習得することが大切です。鏡を見たり、動画で撮影したりして、自身のフォームを確認しましょう。

筋トレの姿勢が崩れる場合は、負荷が重すぎる可能性があります。自分に合っていない負荷は、怪我の原因になるので、「最初の内は回数をこなすことに注視せず、少ない回数でも正しいフォームで姿勢が崩れないように行う」ことを意識して、筋肉を刺激しましょう。

上半身の筋トレ

上半身にある大きな筋肉は、

  • 胸の筋肉「大胸筋
  • 背中の筋肉「広背筋(こうはいきん)」

などです。これらを鍛えられる筋トレをご紹介します。

大胸筋:ワイドプッシュアップ

  1. 手の幅を肩幅×2個分にする
  2. 足を伸ばして、つま先と腕(手のひら)で体を支える
  3. 肘を開きながら体を下げる
  4. 床につかないギリギリまで下げてから、元の位置に戻る

実施回数 10回
ポイント ・体と肘の角度が90度になるよう、しっかりと腕を開く
・顔を上げて、前を向きながら行なう
・キツくなっても、床につくギリギリまで下げる

関連記事:【時短腕立て伏せ1分】大胸筋・上腕三頭筋を集中して鍛える筋トレ

広背筋:リズムバックエクステンション

  1. うつ伏せになる
  2. 両手を頭の上に伸ばす
  3. 右手と左足、左手と右足の組み合わせで、手足を同時に上げる

腰に痛みや違和感がある人は、無理をせず、負担をかけないようにしましょう。

実施回数 30秒×3セット
ポイント ・最初に作ったリズムを崩さないようにする
・背中やお尻を意識する

関連記事:背中バッキバキトレーニング「リズムバックエクステンション」のやり方

下半身の筋トレ

下半身にある大きな筋肉は、

  • 太ももの前の筋肉「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」
  • お尻の筋肉「大臀筋(だいでんきん)」

などです。人間の体の中で1番大きな筋肉は、大腿四頭筋です。まずはこの筋肉から鍛え上げるのも良いかもしれませんね。

大腿四頭筋:スローレッグランジ

  1. 両手を腰にあてて胸を張り、脚を前後に大きく開く
  2. 前の足に体重をかけるようにして、3秒かけて膝を曲げる
  3. 3秒かけてスタートポジションに戻す
  4. 反対側も同様に行う

実施回数 左右各5回×3セット
ポイント ・膝を曲げた時、膝がつま先よりも前に出ないようにする
・後ろの足の膝は、体の真下か少し後ろの位置に置く
・呼吸は止めず、曲げる時に息を吸い、伸ばしながら吐く 

関連記事:【太もも&お尻痩せ筋トレ】足を細くするなら「スローレッグランジ」。正しいやり方を解説

大臀筋:ヒップリフト

  1. 仰向けに寝て、膝を90度に立てる
  2. 肩・腰・膝が一直線になるように、床から腰を持ち上げる
  3. お尻を締めるように意識し、姿勢をキープする

実施回数 20回×3セット
ポイント ・お尻は地面につけない
・お尻をつき上げるイメージ
・足が地面から浮かないようにして、ゆっくり丁寧に

関連記事:お尻を鍛える筋トレ「ヒップリフト」の正しいやり方。体幹&基礎代謝アップ


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