2019年2月19日

【特別座談会】必ずまた走りたくなる。完走者が語る東京マラソンの魅力 (5/6)

何を着て走るかも楽しみのひとつ

松本:東京マラソンといえば、コスプレランナーも毎回話題になっていますよね。

半戸:一昨年、自分の後ろにずっと海パン姿のマッチョがいて、その人への声援がスゴかったなー。

松本:次は声援のために海パンで走りますか?

半戸:いえ、遠慮させていただきます!(笑)

阿部:コスプレじゃないけど、私の友人が東京マラソンで結婚式をあげました。

松本:ウェディングドレス姿で走ったんですか?

阿部:そうなんです。6年ぐらい前だったかな。途中で祝杯やケーキカットも用意されてたし、ランナー仲間が牧師姿で並走もしてました(笑)。もちろん、両親もお呼びして手紙も読んでました。

宮井:私、走っているときにとても目立っているカップルを見かけました! もしかしたらその方たちだったかも。

▲東京マラソンで結婚式を挙げた阿部さんの友人カップル(撮影:阿部真由美)

阿部:これがその時の写真です。牧師さんだけでなく、参列者らしき礼服姿のランナーやシャンパンのコスプレをしている人もいますね(笑)。

松本:これは見たことないですね。でも、東京マラソンで結婚式なんてマラソン大好きなカップルにはいい思い出になりますね。

阿部:しかも、ランナー仲間で寄付を集めチャリティ枠で2人を出場させたんです。牧師さん役や参列者役は、自力当選したランナーです(笑)。

松本:念願の東京マラソンを走れて、仲間はもちろん沿道の人からも祝福されて、ランナーカップルにとっては夢のような挙式! ステキですね!

曽谷:僕が荷物預かりのボランティアをしていたとき、預かり時間終了後にスーツ姿で大きな鞄を持って来た人がいて。預かった荷物はトラックでフィニッシュ地点に届けるんですが、トラックが行っちゃった後だったから預かれなかったんですよ。

松本:スタートの前ってけっこうバタバタしますよね。規模の大きい大会では、特に時間に余裕を持って動かないと。

曽谷:ギリギリに来る人ってけっこう多いんですよ。その後スタート付近で応援していたら、周りがざわついて「あれコスプレ?」って。見るとさっきのスーツ姿の人が、シューズだけ履き替えて大きな鞄を持ったまま走ってました(笑)。

松本:仮装なのか、そうじゃないのか判断が難しいですね(笑)。

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