ヘルス&メンタル
2025年2月7日

なぜ?筋肉がつきにくくなった理由とは[トレーナー解説] (1/2)

「前は筋トレの効果を実感できたのに、最近なぜか筋肉がつきにくい…」と感じていませんか?

筋肉が成長しづらくなる理由は加齢やトレーニングのマンネリ化、栄養不足 などさまざま。でも、原因を知って対策すれば もう一度しっかり筋肉をつけることが可能です。

筋肉がつきにくくなる主な理由と、今からできる効果的な対策をについて、なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック主任理学療法士の島田直也さんが解説していきます。

なぜ? 筋肉がつきにくくなった原因

島田さん:前提として、筋トレ開始直後は初心者ということもあり、筋肉増強しやすい状態です。しかし、中級者、上級者になると筋肉が元々ある状態なので、初心者よりも筋肉増強を実感しにくいでしょう。

他に考えられる理由としては、以下の通りです。

原因1 負荷が足りていない

トレーニングメニューが変わらず、マンネリ化してしまうと、運動強度・負荷が変わらないため、筋肉が成長するために必要な刺激が不足してしまいます。

そのため、筋肉がつきにくくなってしまいます。

原因2 適切な食事を摂れていない

体組成計で測定してみるとわかりやすいですが、「体重が重い人」と「軽い人」を比較すると、体重が重い人の方が筋肉量があることが多いです。

基本的には、質量が大きいほうがパワーも大きくなり、必然的に筋肉量も増えます。よって、体重を増やす食事ができていないことも要因ではないでしょうか。

次:筋肉をさらに大きくする2つのポイント

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