フィットネス
2025年4月9日

なぜ肩の筋肉を鍛えるべきなのか?トレーナーが語る、三角筋を鍛えるメリットと衰えるデメリット (2/3)

三角筋が衰えるとどうなる? 考えられるデメリット

三角筋の衰えは、体の動作や姿勢に大きな悪影響を与えます。

  • 腕を上げる動作に必要な前鋸筋(ぜんきょきん:脇の下の肋骨から肩甲骨までを繋ぐ筋肉)が弱くなる
  • 僧帽筋上部や上腕二頭筋が過度に働いてしまう
  • 肩関節の安定性が低下し、姿勢不良や慢性的な肩こりの原因になる

こうした事態が続くと、体に不具合を引き起こすだけでなく、思うように筋肉が発達しない原因にもなります。

とくに、姿勢が崩れるとボディラインも理想から遠ざかってしまうため、三角筋をしっかり維持・強化しておくことが大切です。

トレーナーが選んだ、三角筋を鍛えるなら「この筋トレ」

自重筋トレなら「パイクプッシュアップ」

回数:10〜20回 × 2〜3セット

1. 四つん這いになり、手は肩の真下に置く

2. 足を伸ばして、重心を上半身側に寄せる

3. 肘を曲げながら体をゆっくりと前側に倒して、床ギリギリまで額を下げる

4. 地面を手で強く押して、元の姿勢へ戻る

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