MIHOさん縦割れ腹筋
フィットネス
2025年6月30日

腹筋を縦に割る方法|縦線を出す筋トレ・食事・体脂肪率のポイント (2/4)

体脂肪率と縦割れ腹筋の見え方【男女別】

腹筋の縦線が見えるかどうかは、筋肉量だけでなく「体脂肪率」が大きく関係します。このパートでは、男女それぞれの体脂肪率ごとの見た目の変化を解説します。

男性の体脂肪率と見た目の変化

体脂肪率 腹筋の見え方 印象・体型の目安
20〜25% 縦線は見えない お腹に丸みがあり、標準体型〜ややぽっちゃり
17〜19% 縦線がうっすら見え始める うつ伏せやねじり動作で白線が出ることも
14〜16%  はっきりと縦割れが見える 力を入れなくても中心に線が出る、締まった印象
10〜13% シックスパック状態 筋肉の凹凸が浮き出るアスリート体型

腹筋を割る方法|シックスパックを作る条件とお腹の鍛え方

女性の体脂肪率と見た目の変化

体脂肪率 腹筋の見え方 印象・体型の目安
25〜30% 縦線は見えない 健康体型〜ややぽっちゃり、お腹全体に脂肪あり
22〜24% 縦線がうっすら見える 姿勢や光の加減で白線が見える、バランスの良い体型
19〜21% はっきりと縦割れが見える 引き締まった美腹印象、くびれと両立可能
16〜18%  筋肉の立体感も出てくる モデル体型に近いが、女性にとってはやや低脂肪

■女性は体脂肪の落としすぎに注意

女性は男性に比べてホルモンバランスの維持に脂肪が必要です。体脂肪率が20%を下回ると、生理不順・免疫力の低下・冷えなどの不調が出ることがあります。

特に女子アスリートに多く見られる「エネルギー不足による健康障害(女性アスリートの三主徴)」が起きる恐れも。見た目だけを優先せず、「健康的な縦割れ」を目指すことが大切です。

女性が腹筋を割るための完全ガイド|効果的な方法と最短アプローチを解説

体脂肪の落とし方|1日何キロカロリー消費すればいい?

体重55kgの人を例に、体脂肪を落とすシミュレーションを作成しました。

体重55kg・体脂肪率28% → 22%目標の場合

現在の脂肪量:55×0.28=15.4kg
目標脂肪量:55×0.22=12.1kg
減らす脂肪量:3.3kg
必要カロリー:3.3×7,200=23,760kcal
1日ー240kcalの調整 → 約99日(3.3ヶ月)

上記のシミュレーションはあくまで「目安」です。体重や基礎代謝、日々の活動量によって実際の消費カロリーは変わるため、同じ体重・体脂肪率でも期間は前後します。

大事なのは一気に減らそうとせず、毎日ちょっとずつ調整すること。例えば「ご飯を半分にする」「お菓子を1つ減らす」「駅まで歩く距離を増やす」など、小さな工夫でも1日200〜300kcalの差をつくれます。そうした積み重ねが、数ヶ月後の「縦線の入ったお腹」につながっていきます。

また、体重や体脂肪率をこまめに記録しておくと、自分のペースに合った減量スケジュールを立てやすくなります。進捗を見える化することで、モチベーション維持にもつながります。

体脂肪が多い人は筋トレと脂肪燃焼、どちらを優先すべき?

腹筋を縦に割るには、筋肉を鍛えるだけでなく、脂肪を落とすことも必要です。では、お腹に脂肪が多い場合、筋トレと有酸素運動(脂肪燃焼)のどちらを優先すべきなのでしょうか?

結論|両方やるのが理想。ただし「脂肪燃焼を優先」が効果的

体脂肪が多い場合、筋トレだけでは腹筋の縦線は出てきません。なぜなら、どれだけ筋肉がついていても、その上に脂肪が乗っていれば見えないからです。

とはいえ筋トレをゼロにして脂肪燃焼だけを続けると、筋肉量が減って代謝が下がる=痩せにくい体質になるというデメリットも。

そのため最も効率が良いのは、次のような「筋トレ+脂肪燃焼のハイブリッド型」で取り組むことです。

・筋トレ(腹筋・全身)を週2〜3回
・有酸素運動(ウォーキング・軽いラン)を週3〜4回

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