縄跳びダイエットの効果と正しいやり方。初心者は『30秒×3本』から! (1/2)
縄跳びダイエットは「跳ぶだけで痩せるのか?」と注目されている運動のひとつです。効率的な脂肪燃焼と手軽さが大きな魅力です。
理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さんに、縄跳びの効果と正しい始め方を聞きました。
縄跳びダイエットの効果は?
「縄跳びは短時間で心拍が上がり、全身の筋肉が同時に働くため脂肪が燃えやすい運動です。
初心者は30秒跳んで30秒休む方法を、3〜5本程度から始めると良いでしょう。無理なく体を温めることで、怪我を防ぎながら代謝を高めることができます。一定のリズムで跳ぶと心拍が安定し、運動効率が上がります。
狭い場所ではエア縄跳びで代用可能です。自宅でも取り入れやすいことも大きなメリット。マットやシューズを使用すると足への負担が軽減でき、短時間でも体力づくりとダイエットの両方に役立ちます」
縄跳びダイエットの効果とメリット
全身を使う「縄跳びダイエット」は、代謝アップやむくみ軽減など多くの変化が期待できます。
METSでわかる縄跳びの運動強度
縄跳びは8.8から12.3METSの強度に分類され、ランニングに匹敵する運動量があります。METSとは安静時を1とした場合の消費エネルギー指数です。値が高いほど消費カロリーが飛躍的に増えるため、短時間でもダイエット効果が期待できます。
また、強度の高い運動は運動後も代謝が高い状態が続くため、結果として体脂肪の減少に役立ちます。ウォーキングが3.5METSのため、縄跳びは短い時間でも効率よくカロリーを消費できます。
全身に効くからこそ結果が早い

ジャンプ動作で太ももとふくらはぎが刺激され、縄を回す動作で肩や腕にも負荷がかかります。着地の度に体幹が働き、バランスを保つため腹筋や背中も自然と使われます。
全身の筋肉が連動すると代謝が上がり、消費エネルギーが増えるだけでなく、むくみの改善にもつながります。また、着地の衝撃を支えるために体幹が自然と鍛えられるため、姿勢を整える効果も期待できます。
体重別の消費カロリー目安
縄跳びを30分やった時の消費カロリー目安です。 縄跳びは運動量と心拍が上がりやすいため、時間を分けても合計分だけしっかり消費できます。
| 体重 | 30分の消費カロリー目安 |
|---|---|
| 40kg | 約280kcal |
| 50kg | 約350kcal |
| 60kg | 約420kcal |
| 70kg | 約490kcal |
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