ダイエット中の飲み物は「選び方」が9割!専門医が教えるおすすめ15選&避けるべきドリンク (1/3)
ダイエット中は「何を食べるか」だけでなく「何を飲むか」も重要です。無意識の1杯が糖質やカロリーを積み重ね、代謝や血糖値に影響を与えることもあります。
太りにくい体をめざすには、飲み物の選び方を意識することも欠かせません。ダイエット中におすすめの飲み物と、控えたいドリンクをわかりやすく解説します。
監修は、ダイエット外来を担当する糖尿病専門医・押切佳代先生です。
ダイエット中は「無糖×低カロリー×血糖値が上がりにくい飲み物」を選ぶ
無糖で低カロリー、さらに血糖値を急上昇させない飲み物を選ぶことが、太りにくい体づくりにつながります。
なぜ「飲み物の糖」は太りやすい?吸収スピードに秘密あり

ジュースや加糖飲料に含まれる糖は、固形物より吸収が速く、血糖値が急上昇しやすい特徴があります。インスリンが多く分泌されると糖が脂肪に変わりやすくなり、知らないうちに体重が増加することもあります。
飲み物の糖質量を意識するだけで、ダイエットの効率が大きく変わります。
無糖ドリンクは血糖値の乱高下を防ぐ味方になる
水や無糖のお茶、炭酸水は血糖値の変動がほとんどなく、空腹感の暴走を抑えやすくなります。血糖値が安定すると間食に手が伸びにくくなり、結果的に1日の総摂取カロリーを自然に抑えられます。飲み物を無糖に切り替えるだけでOKです。
低カロリーの1杯が「無理なく痩せる」流れをつくる
飲み物のカロリーを抑えると、食事の制限を強めなくても総摂取エネルギーを調節しやすくなります。減量中のストレスを増やさず、代謝を落としにくい点も大きなメリットです。
外食が続く日や忙しい時期にも取り入れやすい方法です。
なぜダイエットに水分補給が重要なのか
水分は代謝や巡りに深く関わり、痩せやすい体の土台をつくります。むくみや空腹感のコントロールにも欠かせません。
代謝が回る体をつくる「巡りのスイッチ」
水分が不足すると血流が滞り、栄養や酸素が細胞に届きにくくなります。代謝の低下を招くため、こまめな水分補給が痩せやすさを支えます。温かい飲み物は内臓の働きを整え、巡りを後押しします。
むくみ対策は「しっかり飲む」ことが基本
水分が足りない状態では、体が水をため込みやすくなり、むくみにつながります。十分な水分をとることで巡りが整い、余分な塩分や老廃物が排出されやすくなります。体のラインがすっきり見える効果も期待できます。
空腹感を抑えたいときの頼れるサポーター
水分をとると胃が満たされ、一時的に空腹が落ち着きます。無糖の炭酸水は満足感を高め、間食の回数を減らしやすくなります。喉の渇きと空腹を混同しやすいので、まず1杯飲む習慣がコントロールの助けになります。
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医師に聞いた、喉のイガイガや痛みを和らげる食べ物・飲み物







