ジョギングとランニング、消費カロリーを距離で見るとどうなる?トレーナーが解説
ジョギングとランニングは、どちらも消費カロリーが高い有酸素運動です。そのため「速く走ったほうが痩せる」「ランニングのほうが効果的」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
では、同じ距離を走った場合でも、ジョギングとランニングで消費カロリーには大きな差が出るのでしょうか。
パーソナルトレーナー・三原 大和さん監修の「ジョギングとランニング、痩せるのはどっち?」記事をもとに、距離を基準にした消費カロリーの考え方を整理します。
<このページの内容>
消費カロリーは「時間」で見るとランニングが多くなりやすい
一般的な比較記事では、30分や1時間といった「時間」を基準に消費カロリーが紹介されることが多くなっています。
同じ30分で比べると、ランニングのほうが走行距離が長くなるため、消費カロリーは多くなりやすくなります。運動強度と心拍数が高まり、短時間でもエネルギー消費を稼ぎやすい点は、ランニングの大きな特徴です。
このため、忙しく運動時間が限られている人にとっては、時間基準で考えるランニングは効率の良い選択といえます。
消費カロリーを「距離」で比べると差は出にくい
一方で、同じ距離を走った場合に注目すると、見え方は大きく変わります。
消費エネルギーは、走るスピードよりも「体重」と「移動した距離」の影響を強く受けます。そのため、同じ距離を走れば、ジョギングとランニングで消費カロリーに大きな差は出にくくなります。
速く走れば時間は短くなり、ゆっくり走れば時間は長くなりますが、使われるエネルギー量は近づいていきます。
5kmを走った場合の消費カロリー目安
| 体重 | 5kmをジョギング | 5kmをランニング |
| 50kg | 約250kcal | 約255kcal |
| 60kg | 約300kcal | 約305kcal |
このように、距離をそろえると消費カロリーの差はごくわずかになります。
距離を目安にすると運動量がぶれにくい
距離を基準にすると、その日の体調に合わせてペースを調整しやすくなります。調子が良い日は少し速く、疲れている日はゆっくり走っても、運動量の目安は大きく変わりません。
ジョギングとランニングを混ぜても管理しやすく、ダイエット中の運動計画が立てやすくなる点は大きなメリットです。
時間で走ると「今日はきつすぎた」「今日は短くなった」と感じやすい人でも、距離基準なら安定して続けやすくなります。
ダイエット目的なら「距離で考える」のもひとつの方法
ランニングのほうが優れている、ジョギングは効果が低い、というわけではありません。消費カロリーの積み上げという視点では、距離で考える方がズレにくいケースも多くなります。
無理なく走れるペースで距離を積み重ねることが、結果的に体脂肪の減少につながりやすくなります。
ジョギングとランニングの使い分けを知りたい人へ
どのくらいの頻度で走るべきか、目的別にどちらを選ぶべきかは、人によって異なります。消費カロリーや続けやすさを含めた総合的な考え方については、下記の記事で詳しく解説しています。
<Edit:編集部>
ジョギングとランニング、痩せるのはどっち?脂肪燃焼と消費カロリーで結論







