ウェルネスフード
2026年2月18日
白湯のデメリットは?飲む量や温度次第ではリスクも。正しい飲み方を管理栄養士がお伝えします (2/3)
まれに起こるリスク
・「水中毒(低ナトリウム血症)」のリスクになることがある
健常者では稀ですが、短時間に何リットルもの水分を摂取することで、低ナトリウム血症(水中毒)を起こすことがあります。
これは血液中のミネラルが薄まることにより起こるもので、頭痛や吐き気から始まり、強いだるさ、意識障害といった重篤な症状に繋がることがあります。
体のために取り入れる習慣ほど、適量の範囲で続けることが大前提です。
・温度が高すぎると、食道がんリスクと関連が指摘されている
白湯で特に注意したいのは温度です。65℃以上の熱い飲み物を習慣的に飲むことは、食道の粘膜が熱刺激で傷つきやすくなり、長期的にがんのリスクを高める可能性があるとして、国内だけでなく海外でも注目されています。
IARC(国際がん研究機関)は、65℃以上の「非常に熱い飲み物」を「おそらく発がん性がある(グループ2A)」に分類しています。
また、イランで行われた約5万人規模のコホート研究では、70℃超の非常に熱いお茶を飲む人で、食道がんリスクが約8倍と関連づけられた結果が示されています。
白湯は通常50〜60℃に冷まして飲むものですが、沸かした直後に口をつける習慣がある場合は、温度を下げる工夫が必要です。
持病がある人の注意点
持病やむくみがある人は、悪化する原因になる白湯は一般的に身体への負担が少ないと捉えられがちですが、心疾患や腎疾患などによるむくみがみられる方は、疾患の悪化や治療の妨げになることがあります。
取り入れる前に必ず相談をしましょう。白湯に切り替えるかどうか、どれくらい飲んでよいかは、主治医の指示を優先しましょう。
次:正しい白湯の作り方・飲み方









