公園の懸垂バー
フィットネス
2026年3月5日

公園の懸垂バーで本格的に鍛えられる?正しいやり方と恥ずかしさ対策 (4/4)

公園懸垂が恥ずかしいと感じる理由

懸垂そのものよりも、「見られているかもしれない」という感覚が負担になります。とくに学生や初心者は、周囲の視線を強く意識しがちです。

まずは、その心理を理解することが大切です。

人は思っているほど他人を見ていない

自分は注目されていると感じやすい傾向があります。心理学では「スポットライト効果」と呼ばれています。

公園にいる多くの人は、自分の目的に集中しています。散歩、会話、スマートフォンの操作など、他人の懸垂を長時間観察する人はほとんどいません。

一瞬視線が向いたとしても、数秒で意識は別の方向へ移ります。

できない姿を見られたくない不安

体が持ち上がらない場面を見られることに抵抗を感じる人もいます。しかし、懸垂は自重トレーニングの中でも強度が高い種目です。

運動経験がある人でも、最初はできないことが珍しくありません。挑戦している姿は、実際には前向きな行動として映ります。

公園の空気とミスマッチになると視線は集まりやすい

子どもが多い時間帯に、高強度の懸垂を黙々と繰り返していると、周囲の視線を感じることがあります。

懸垂そのものが問題なのではなく、「遊びの空間」と「本気のトレーニング」が混在すると、違和感が生まれやすくなるためです。

人目が気になる場合は、健康遊具エリアがある公園や、利用者が落ち着いている時間帯を選ぶほうが自然です。

恥ずかしくない始め方

恥ずかしさは根性で消すものではありません。環境と行動を工夫すれば、自然に小さくなります。現実的な方法を取り入れましょう。

服装を整える

運動用ウェアを着用することで、「運動目的で来ている人」という印象が自然に生まれます。普段着でこそこそ行うよりも、かえって周囲の視線が気になりにくくなります。

人が少ない時間帯を選ぶ

早朝や平日の午前中は利用者が少ない傾向があります。落ち着いた環境で行うことで、周囲への意識が薄れます。

最初の数回は、環境を選ぶことも有効な戦略です。

短時間で終わらせる

10分から15分と時間を決め、集中して行います。長時間滞在しなければ、心理的な負担は軽くなります。

セット数を決めて取り組むと、目的が明確になります。

段階メニューに集中する

斜め懸垂やネガティブ懸垂など、取り組む内容が明確であれば、周囲よりも動作に意識が向きます。

回数や秒数を数えることで集中力が高まり、視線への意識が薄れていきます。

懸垂に関するよくある質問(Q&A)

公園で懸垂していたら警察が来ることはありますか?

通報があった場合、警察官が確認に来ることはあります。多くは不審者ではないかという通報への対応です。実際はその場で事情を確認するだけで、記録が残るなどの大きな問題に発展するケースはほとんどありません。

懸垂そのものが違法というわけではなく、説明して問題がなければそのまま終了します。夜間や長時間の滞在は誤解を招きやすいため、明るい時間帯に行うほうが安心です。

公園でうんていを使って懸垂をしてもいいですか

うんていは子ども向け遊具として設置されている場合が多く、混雑時の使用は避けるほうが無難です。利用者がいない時間帯であれば、短時間の使用にとどめましょう。

懸垂は何回できたらすごいですか

一般成人男性の場合、5回から10回できれば十分に平均以上といえます。女性の場合は1回でもできれば高い筋力水準です。

手が痛くなる場合はどうすればよいですか

軍手やトレーニング用グローブを使用すると、摩擦を軽減できます。握力が先に疲れる場合は、ぶら下がりでの練習を増やしましょう。

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監修者プロフィール

理学療法士・パーソナルトレーナー
大松 茉央登(おおまつ まおと)

大松茉央登■経歴
2016〜2022年 総合病院勤務
2022~2024年 訪問看護ステーション勤務
2024~現在 理学療法士による整体パーソナルトレーニング・ピラティスジム HabiGym 三軒茶屋 代表

■保有資格
理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士

<Photo:角谷剛>

<Edit:編集部>

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