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室内バイクトレーニング│ローラー台の種類と特徴、騒音防止のポイント

 皆さんは外でバイク(自転車)トレーニングをしようと思ったとき、突然雨が降ったらどうしますか? もちろん、中にはずぶ濡れになりながらも走り続ける猛者もいることでしょう。しかしトレーニング目的なら、室内で「ローラー台」の使用をオススメします。

 ローラー台とは、室内でのバイクトレーニングを可能とする装置。具体的には3本ローラー台、固定ローラー台(タイヤドライブ・リムドライブ・ダイレクトドライブ)、ハイブリッドローラー台などさまざまな種類があります。そこで今回は、それぞれのローラー台の特徴やメリット・デメリットなどを解説していきましょう。室内トレーニングを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

初心者~中級者におすすめ。「固定ローラー台」

【1】ダイレクトドライブ

 こちらは後輪をすべて外し、直接自転車に取り付けるタイプのローラーです。後述する「タイヤドライブ」「リムドライブ」と違い、ローラーに接触しない点が特徴。タイヤとリムを消耗させないほか、騒音をかなり抑えることができます。一方、他のローラー台に比べるとやや高価であること、毎回後輪を外す作業がともなってしまうことが難点です。

<メリット>
騒音がかなり抑えられる、タイヤやリムの消耗がない、負荷のかかり方が自然、高負荷トレーニングが可能

<デメリット>
毎回後輪を外す作業がともなう、高価格、重量がある

【2】タイヤドライブ

 後輪を固定してタイヤを回転させるローラー台。もっともシンプルかつスタンダードなタイプで、値段も低価格な商品が多く見られます。初心者ならこのタイプがオススメ。付属の機械で後輪の負荷を調整可能です。

<メリット>
低価格な商品が多い、固定式のため車体が倒れる心配がない、高負荷トレーニングが可能

<デメリット>
ただ漕ぐだけなので飽きやすい、ローラーと接地しているためタイヤの消耗が激しい、商品によっては音がうるさいものもあり

【3】リムドライブ

 後輪を固定してタイヤを回転させるという意味ではタイヤドライブと同じですが、こちらはタイヤ部分ではなくリム部分にローラーを接地させます。そのため、タイヤを消耗しないというのが最大の特徴です(ただしリムは消耗します)。

<メリット>
低価格な商品が多い、固定式のため車体が倒れる心配がない、タイヤの消耗がない、高負荷トレーニングが可能

<デメリット>
ただ漕ぐだけなので飽きやすい、商品によっては音がうるさいものもあり、リムの消耗が激しい

上級者向けの「3本ローラー台」

 固定式とは違い、前輪用1本と後輪用2本(計3本)のローラー上を走ります。車体が固定されていないため高度な技術が必要で、初心者にはオススメできません。ただし、バランスを取りながらさまざまな走法を試せるので、飽きにくいという一面もあります。より実践的なトレーニングを積みたいという方は、3本ローラーに挑戦してみてください。

<メリット>
実戦的なトレーニングが可能、バランス力を鍛えることができる、タイヤの摩耗が少ない、タイヤ着脱の手間がない

<デメリット>
固定されていないため転倒のリスクがある、慣れるのに時間がかかる、音がうるさい

固定式と3本ローラーのいいとこどり。「ハイブリッドローラー台」

 後輪を外すダイレクトドライブに対し、前輪を外して後輪をローラーの上で走らせるのが特徴。前輪が固定されているので転倒の心配はありませんが、ある程度バランスを取りながら走行する必要があります。固定式と3本ローラーを合体させたような構造のため、「ハイブリッド」の名がついています。

<メリット>
持ち運びが簡単、転倒のリスクがない、固定式と3本ローラーのいいところを持ちあわせている

<デメリット>
固定式ほどの高負荷トレーニングは期待できない、3本ローラーほどの実走感はないなど“どっちつかず”な一面も

ローラー台を使用する際に注意すること

 室内で使用する際に気になるのが「騒音」です。上記に挙げた中ではダイレクトドライブがもっとも騒音を抑えられますが、それでも音は発生してしまいますし、「振動」も考えなくてはいけません。対策としては、専用の「ロを敷くという方法が効果的です。振動を抑えられるほか、床を傷つけずに済むでしょう。また、外で走ると風を全身に受けますが、室内トレーニングでは風が発生しません。そのため、熱がこもっていきます。すると汗がどんどん下に溜まっていくので、床を汚さないためにも専用マットは準備した方がいいでしょう。

 ローラー台は、ロードバイク乗りのトレーニング方法としては最適なアイテムです。正しく使用し、効果的な練習につなげていきましょう。

<Text:松永貴允/Photo:Getty Images>

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