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フィットネス
2021年10月20日

筋トレ効果を格段にアップさせる「ウエイトベスト」とは (1/2)

 ランニングや腕立て伏せ、懸垂、スクワットといった自重トレーニングは、場所を取らずに手軽に行うことができるうえ、筋持久力や心肺スタミナを向上させることができます。長時間の有酸素運動として取り入れやすいため、ダイエットにも向いています。

 しかし、自重トレーニングは重量で負荷を調整することができません。バーベルやダンベルを用いるフリーウェイト、あるいはスポーツジムにある専用器具を用いるマシントレーニングのように、「物足りなくなってきたから重りを増やそう」ということができないのです。

 自重トレーニングの長所を生かしつつ、短所を補う方法はないでしょうか。そのひとつが「ウエイトベスト(重量ベスト)」と呼ばれるフィットネス器具です。

ウエイトベストのメリット

1.重量が調節可能

 プレートを詰め替えるタイプの重量ベストは、重量を簡単に増やしたり減らしたりできます。そのため、ワークアウトの種類によって重量を調整する、また負荷を段階的に高めることが可能です。

 このタイプでは、重さ約1キロのプレートをポケットに詰め替えて総重量を調整します。写真のものであれば、最大20キロまで可能です。

2.動きを制限しない

 ウエイトベストのもうひとつの利点は、ワークアウトを行う際に両腕両足を自由に動かせることです。

 シンプルな例でいうと、自重スクワットも、重量ベストを着用して行えば負荷を高めることができます。バーベルやダンベルを担ぐスクワットとは異なり、両腕両足の動作そのものは変わりません。胴体に着用したベストによって、負荷のみを高めます。これは、歩いたり走ったりするような動作でも同様です。

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