2020年8月25日

ピラティスから学ぶ、代謝アップ&体幹を鍛えるストレッチ4選 (2/2)

【3】背骨をひねって姿勢改善・ウエストシェイプ

(1)坐骨がのる程度に浅く腰を掛ける(背もたれのある椅子でもOK)

 内ももの筋肉(内転筋)を意識するため、内ももの間にクッションやタオルを丸めたものを挟みます。骨盤が垂直になるようにして、ここでもお腹を凹ませる。 骨盤の上に肋骨、その上に頭……となるよう良い姿勢をキープし、反らないように。目線はまっすぐ前を見ると良いです。

(2)まずは頭をサポートしてツイスト

 両手で後頭部を軽くサポート、肘は軽く開きます。 首を長く保ち、肩甲骨を安定させます。 吸いながら右へツイスト、吐きながら正面に戻ります。 同じ要領で、吸いながら左へツイスト、吐きながら正面へ。 左右1セットで6~8セット行います。

(3)余裕のある方は両腕を伸ばしてチャレンジ

 両腕を伸ばしても体幹がぶれないよう注意します。 腕だけが動かないよう、肩甲骨を安定させて行いましょう。 肋骨から動かすイメージで。 左右1セット、6~8セット。

【4】空気イスで体幹強化&背中すっきり

(1)背中を壁に付け直角に腰を降ろす

 空気イスに座るようなイメージで膝が直角になるところまで腰を降ろしていきます。 お尻、肩甲骨、後頭部は壁につけておきます。 足幅は握りこぶし1個~腰幅 (狭い方がきついです)。
※靴下だと滑るので、素足やシューズを履くなどして、滑らないよう気を付けましょう。

(2)腕を下~上~横へ大きく回す

 吸いながら両腕を下から上へ持ち上げて、吐きながら壁を触るように大きく回します。 肩が壁から離れないように気を付けましょう。3~5回くりかえします。

(3)空気イスがきつい……という方は立ち姿勢で

 壁にかかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部をつけます(これだけでも結構、体幹に効きます)。このポジションをキープしたまま腕を大きく回します。 肩甲骨を意識して、背中から腕を回すイメージです。

地味なポーズに見えますが、意外にキツくて効きますよ

 吸って背骨を引き上げて動き、吐いて戻すという繰り返しです。一見、地味な動きに見えますが、きつくて汗をたくさんかきます。ゆっくりと細く長く吸って、吐いて……を繰り返すうちに、インナーマッスルがどんどん鍛えられていきます。どんな年齢でも無理なくできて、姿勢が良くなり、代謝のいい健康体づくりが可能なピラティス。

 菊地先生に学べる南青山のスタジオは、公園のグリーンを借景にして解放感あり、とびきりキモチがいい空間! ぜひ一度訪れてみては?

[教室情報]
SUGATA:東京都港区南青山1-11-26 シャンプラージュ南青山1F

[プロフィール]
さまざまなレッスンを簡単に検索&予約できるサイト「EPARKスクール」。パーソナルトレーニングジムやヨガ教室などスポール系レッスンのほか、話題のハンドクラフト(ものづくり)系ワークショップ、お部屋がグンとおしゃれになるDIYなど、気軽に楽しめるワンデイレッスンが豊富。親子で楽しめるレッスンも多数あります。
【公式サイト】https://school.epark.jp/

記事提供元:ピラティスでしなやかな身体づくり◎代謝アップストレッチ4種

<Text & Photo:EPARKスクール>

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