2024年1月5日

太る?太らない?ダイエット中のお餅の食べ方 (3/3)

食べすぎや飲みすぎなどで、ついつい太ってしまいやすいお正月。お正月太りの予防には、漢方薬を取り入れるのもひとつの手です。

お正月太りを防ぐには、もちろんカロリーオーバーを防ぐ、栄養バランスに気をつける、そして運動が欠かせません。

しかし、消化吸収の機能が低下していたり、代謝が衰えていると、太りやすい体質になってしまう場合があります。そのようなときは、漢方薬でからだの内側から太りにくい体質を作っていくことも大切です。

正月太りの原因には、「おせちやご馳走の食べすぎ」「ストレスや疲労、睡眠不足などで自律神経が乱れたことによる過食」「寒さや運動不足による代謝の低下」などが考えられます。

正月太りを早期解消するには、「脂肪の燃焼をサポートする」「余分な脂肪を便と一緒に排出する」「血行を改善して基礎代謝を上げる」「水分の循環をよくしてむくみを改善する」ことに加え、「自律神経を整えてストレス過食を改善する」「脂肪の吸収を抑える」などの働きがある生薬を含む漢方薬を選びます。

漢方薬は根本からの改善を得意としており、太りにくく痩せやすい体質を手に入れることもできるでしょう。

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肥満やむくみでお悩みの方におすすめの漢方薬

防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):疲れやすく、汗をかきやすい傾向のある方の水太りやむくみなどに用いられます。

数ある漢方薬のなかから、どれが自分の体質・症状に適しているのかを見極めるのは大変です。そのため、漢方薬を選ぶ際には、漢方に精通した薬剤師・医師などの専門家にアドバイスを求めることをおすすめします。

きちんと合った漢方薬を選ばないと、効果が感じられないばかりか副反応が生じることもあるので注意が必要です。最近は、AIを用いて漢方の専門家が適切な漢方薬を選んでくれるサービスもあるので、ぜひチェックしてみてください。

「あんしん漢方」などのオンライン相談サービスでは、漢方のプロがAIを駆使してあなたに適した漢方を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

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お餅の食べ方を工夫して、お正月太りを予防しよう

腹持ちがよくて、栄養たっぷりのお餅。食べすぎなければごはんよりもカロリー摂取量を低くできるので、ダイエット中の人にも心強い味方となるでしょう。

お正月太りを予防するためには、食べる量に注意し、野菜や海藻類を先に食べたり、砂糖を控えめにしたりといった工夫をすることが重要です。太らないお餅の食べ方をおさえて、楽しいお正月を迎えてくださいね。

この記事を書いた人

薬剤師 竹田由子

竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンラインAI漢方)」でも情報発信をしている。

参考:文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』

<Edit:編集部>

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