2023年8月20日

Q.暑い日に食べると良いものは何ですか? (1/2)

暑い日には食欲が減退し、冷たい食べ物や軽食が好まれることがあります。これは身体が暑さによるエネルギー消耗と、体温調節のために多くの汗をかいている影響です。汗をかくことで水分やミネラルも失われるため、適切な栄養補給が重要です。

今回は、猛暑日に摂りたい栄養素とおすすめの食べ物を、ナッツブランド株式会社ミツヤの健康リズムカウンセラー・神田優さんに教えてもらいました。

Q.暑さに負けない栄養素は?

A.糖質、ナトリウムとカリウム、ビタミンB1

糖質

暑い日でもエネルギーと体力を消耗し、エネルギー不足は夏バテや熱中症のリスクを増加させます。運動をしないとしても、炭水化物や糖分などのエネルギー源を摂ることが大切です。

ただし、過剰摂取にならないよう糖質量に注意しましょう。

おすすめの食べ物:アーモンド、カシューナッツ、肉、魚など

ナトリウムとカリウム

電解質は体の水分バランスと神経・筋肉の正常な機能に影響を与えます。暑さによる汗で失われるこれらの電解質は、体温調節や脱水症状を防ぐために重要です。

食事や飲み物からナトリウムとカリウムを補給することが不可欠です。

おすすめの食べ物:納豆、モロヘイヤ、アーモンド、くるみ、きなこなど

ビタミンB1

暑い日には体力が消耗しやすいため、ビタミンB1などの栄養素を摂取して疲労回復を支援しましょう。

ビタミンB1はエネルギー代謝を助けるだけでなく、疲労回復にも寄与します。ビタミンB1を含む食品を適切なバランスで摂ることが大切です。

また、アリシンを含む食材(にんにくやねぎなど)と一緒に摂取すると、ビタミンB1の吸収が向上するとされています。お試しあれ!

おすすめの食べ物:ウナギ、たらこ、カリフラワー、豚肉、アーモンド、大豆など

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