2023年10月9日

ストレスが溜まっている人ほど「ガムを噛む」といい理由 (2/2)

「私たちの最新の研究で、日常生活の中にガムを噛むことを取り入れると、気分がよくなったり自律神経のバランスが改善され、唾液中の免疫物質濃度が増加することがわかっています。ガムは自律神経を整えるだけではなく、脳血流を増加させたり、集中力を高めるなど、さまざまなよいことがありますので、日常生活にぜひ取り入れてみてください」(小林弘幸先生)

▼自律神経の乱れセルフチェック!

プロフィール

小林 弘幸(こばやし ひろゆき)

順天堂大学医学部 総合診療科・病院管理学 教授
自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、腸内環境を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。著書多数執筆。メディア出演や講演活動も多数。

<Edit:編集部>

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