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2024年1月24日

睡眠中の歯ぎしり、食いしばりは「食物繊維不足」が原因?

睡眠中の歯ぎしり、食いしばりに悩む人に朗報です。岡山大学は、睡眠中に歯ぎしりをする大学生は食物繊維の摂取量が少ない傾向にあることを明らかにしました。

睡眠中に歯ぎしりをするグループは食物繊維の摂取量が少ない傾向

岡山大学の研究グループとノートルダム清心女子大学の研究者らは、睡眠中に歯ぎしりをする大学生としない大学生を比較し、睡眠中に歯ぎしりをするグループの方が食物繊維の摂取量が少ない傾向にあることを明らかにしました。

この研究結果は、食物繊維の摂取が睡眠中の歯ぎしりを減少させる可能性があることを示唆しています。

睡眠中の歯ぎしり対策に新たな可能性

睡眠中の歯ぎしりは、歯の欠けや歯周病の悪化、顎の関節痛などの悪影響を及ぼすことがあります。

通常、マウスピースを使用して歯を保護するなどの対処法が一般的ですが、歯ぎしり自体を根本的に減らす治療法はまだ確立されていません。

この研究結果は、睡眠中の歯ぎしりに対する新たなアプローチを提案するだけでなく、食物繊維の摂取量改善にも貢献できる可能性があります。ただし、今後の研究によって食物繊維の摂取が本当に睡眠中の歯ぎしりを減少させる効果があるのかを検証する必要があります。

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以下、岡山大学 学術研究院医歯薬学域(歯)の外山直樹助教のコメントです。

「最近は乳酸菌の応用に代表されるように、質の高い睡眠をとることが大きなトピックになりつつあり、睡眠市場も拡大しています。本研究は新たな視点から睡眠の改善の可能性を示唆するものです。今後は食物繊維を摂取することで睡眠に良い影響を及ぼすかについて、検証していきたいと思います」(外山助教)

この研究結果は、2023年3月31日にスイスの学術誌「Journal of Clinical Medicine」のオンライン版に掲載されました。

◆論文情報
 論 文 名:Nutrients Associated with Sleep Bruxism
 掲 載 紙:Journal of Clinical Medicine
 著  者:Toyama Naoki, Daisuke Ekuni, Daiki Fukuhara, Nanami Sawada, Miho Yamashita, Momoe Komiyama, Takahiko Nagahama, and Manabu Morita
 D  O  I:10.3390/jcm12072623
 U  R  L:https://www.mdpi.com/2077-0383/12/7/2623

<Edit:編集部>