男性ホルモンを増強してくれる「身近な野菜」とは
男性らしい魅力を追求するときに重要な男性ホルモン「テストステロン」。前回は、テストステロン濃度を高めたいとき、意識したい栄養素と食べ物をお伝えしました。
今回はその中でも、とある野菜に注目。年中安く手に入るあの緑黄色野菜が、男性ホルモンのテストステロンを増強する働きを持つというのです。その野菜とは。
なぜブロッコリーは筋トレ民に人気なのか?高タンパク質に注目【管理栄養士監修】から抜粋してお届けします。
ブロッコリーにはテストステロン増強に役立つ「とある成分」が含まれている
それはブロッコリー。
ブロッコリーは野菜の中ではタンパク質が多く、100gあたり4.3gも含んでいます。しかもビタミンB1とビタミンB6、ビタミンCも豊富。
「それはやはり、ブロッコリーがほかの野菜に比較して、筋トレに必要な栄養素が多く含まれているから。しかも筋肉を育てるにも有効な成分を含んでいます」と語るのは、数々の健康・栄養本の監修をつとめる管理栄養士の赤石定典さん(東京慈恵会医科大学付属病院栄養部)。
なかでも、筋トレをするトレーニーたちがブロッコリーを食べ続ける最大の理由は、以下の成分が含まれていること。
- ジインドリルメタン
- I3C(インドール-3-カルビノール)
「ジインドリルメタン」と「I3C(インドール-3-カルビノール)」とは
「ジインドリルメタン」と「I3C(インドール-3-カルビノール)」はアブラナ科の野菜に含まれる成分で、女性ホルモンのエストロゲンを抑え、男性ホルモンのテストステロンを増強する働きを持ちます。
筋トレをするとこのテストステロンが増え、男らしさが強調されると言われています。
つまり、筋力の発達を抑えたり脂肪をためやすくして女性らしさを高めるエストロゲンが減り、逆に男らしさを高めるテストステロンが増えることでカラダが筋肉の発達しやすい状態になるというワケ。
これは筋トレ女子にも同様で、女性ホルモン優位で筋肉のつきにくい女性は、筋トレ前にブロッコリーを食べることで筋肉がつきやすい状態に整える効果が期待できます。
※本記事は「なぜブロッコリーは筋トレ民に人気なのか?高タンパク質に注目【管理栄養士監修】」の一部を抜粋し、再編集したものです。
<Edit:編集部>