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2024年8月7日

甲子園球児も「日焼け止め」を塗るべきか。疲労軽減に明確なメリットがあった (1/2)

今年も甲子園のシーズンがやってきました。炎天下のなか、野球をする球児たちはいろいろな意味で激アツ。午前と夕方に分けて試合を行う「朝夕2部制」が導入されたとはいえ、朝8時台でもすでに30度を超すなど、熱中症が心配になります。

2023年優勝の慶應義塾高校の一部部員が日焼け止めをつけたことは知られていますが、日焼け止めで紫外線をカットすることで疲労感が軽減されるという研究データが、資生堂から発表されています。

屋外運動時に紫外線を浴びると、心身にどんな影響があるか

同社の研究では、日焼け止めなどを用いて紫外線から肌を守ることで、以下を確認したといいます。

・運動中や運動後24時間後までの間、疲労感を軽減する
・運動後のリカバリーも早い傾向にある

くわしく見ていきましょう。

日焼け止めを塗ることで疲労感が軽減する

健康な成人男女16名を、紫外線防御あり・なしの2つの群に分けて、沖縄で試験を行いました。

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