白湯を飲むタイミングはいつがいい?朝と夜、寝る前…もっとも効果的なのは (2/4)
食前に飲むと「消化促進」
白湯を食前に飲むことで、胃腸が温まり消化機能が促進されます。食事の30分前を目安にコップ1杯の白湯がいいでしょう。
食後に白湯を飲む場合は、できれば「食後30分〜」経過してから飲むようにするとより効果的です。
食事直後に大量の水分を摂ると、胃に一時的に負担をかける可能性がありますが、適量であれば消化に大きな影響はありません。
それでも胃腸が落ち着いてきたタイミングで白湯を飲むことで、消化のサポートやリラックス効果を期待できると言われています。
就寝前に飲むと「冷え予防、自律神経を整える」
寝る前に白湯を1杯飲むのもおすすめです。白湯を飲むことで体が温まる、自律神経のバランスを整える、リラックスする効果が期待できます。
ただし、就寝前に飲みすぎると夜にトイレで起きてしまい、睡眠の質が低下する可能性があります。そのため、寝る30分以上前にコップ1杯程度をゆっくりと飲む程度がいいでしょう。
白湯の効果をおさらい! とくに冷え予防におすすめ
白湯で期待できる効果は以下の通りです。
- 冷え性改善
- 便秘解消
- リラックス効果
- 血行促進
- ダイエットをサポート
とくに冷え予防におすすめ
白湯は内側から体を温め、血行を促進することで冷え性の改善が期待されます。温かい飲み物を摂ることで血液が末端まで巡り、手足の冷えを和らげるサポートをすることがあります。
自律神経のサポートにもいい
また、白湯を飲むことでリラックス効果が得られやすくなり、自律神経が整うことによって便通が改善するケースもあります。
とくに、朝起床後に白湯を飲むと、胃腸がゆっくりと刺激されて動き出しやすくなるため、お通じが良くなることが期待できます。
ダイエットの補助目線で見てもメリットがある
デトックス効果やダイエット効果については明確な科学的証拠は限られていますが、白湯を飲むことで水分補給がしっかりとでき、代謝が正常に働きやすくなることは確かです。
水分補給が不十分な場合、便秘やむくみの原因となるため、適度に白湯を飲むことでダイエットや体調管理に役立つ可能性があります。
また、体温が上がることで基礎代謝が多少高まり、エネルギー消費が促進される可能性がありますが、基礎代謝の大幅な向上や免疫機能の劇的な改善については明確なエビデンスは多くありません。
温かい飲み物を摂ることで、体を温める習慣が体温の維持をサポートし、リラックスや気分の向上に役立つと考えられます。
次:白湯の作り方
最近よく聞く「自律神経」とは?自律神経が乱れる原因と整える方法[医師監修]
白湯を毎日飲むと、どんな効果がある?作り方と飲むタイミング、1日の量[薬剤師監修]







