ウェルネスフード
2024年10月8日

白湯を飲むタイミングはいつがいい?朝と夜、寝る前…もっとも効果的なのは (4/4)

白湯に入れると相性がいい食品は? ちょい足しアレンジ

白湯をそのまま飲むことに飽きた人は、以下のものを入れてみても気分転換になります。

はちみつ

少し甘いものが飲みたい人やむくみを予防したい人は、はちみつを追加して飲む方法がおすすめです。はちみつに含まれているカリウムは、体内の水分量をコントロールしてくれるため、むくみ予防に最適です。

コップ1杯の白湯にティースプーン1杯程度のはちみつを加えて飲むことで、適度な甘みを楽しめるでしょう。

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生姜

体を温めたい人や冷え性の人は、生姜と一緒に白湯を飲む方法がおすすめです。2〜3枚の生姜スライスを入れて沸かしましょう。

夜寝る前に飲むことで体が温まり、自然に寝つける効果も期待できます。

もっと簡単に作りたい場合

  • 生姜チューブ・・・コップ1杯分の白湯に対して、小さじ1
  • 生姜パウダー・・・コップ1杯の白湯に対して、大さじ1杯

レモン

白湯をさっぱりと飲みたい人には、レモンがおすすめです。コップ1杯の白湯に、くし形切りや輪切りにしたレモンを1〜2つ入れて飲みましょう。レモン果汁でも問題ありません。

レモン白湯として飲むことで、疲労回復や美肌効果が期待できます。

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ミント

寝る前のリラックス効果を得たい人は、ミントを加えるのもおすすめです。ミント自体にもリラックス効果があるため、白湯との相乗効果により、よりリラックスして質の良い睡眠にもつながります。

コップ1杯の白湯に、ミントの葉2〜3枚が目安です。

スパイス

白湯にスパイスを入れると、スパイスの健康効果も引き出します。

たとえば、コップ1杯の白湯にクミンとコリアンダーのパウダーを2〜3振り加えることで、消化促進や整腸作用が期待できます。

他にも、抗酸化作用や抗菌作用のあるシナモン、疲労回復やリラックス効果のあるカルダモンなどもおすすめです。

白湯は1日600〜800mL程度が目安

白湯の摂取目安量は、1日600〜800mL程度が適切とされています。

飲みすぎると胃腸に負担がかかり、水分の吸収が追いつかずに下痢を引き起こしたり、むくみの原因になることがあります。そのため、1回に大量に飲むのではなく、何回かに分けて少量ずつ飲むのが理想です。

1回あたりコップ1杯程度を、ゆっくりと時間をかけて飲むことで、徐々に胃腸が温められます。 これにより、体全体がリラックスしやすくなり、胃腸の働きも穏やかにサポートされます。

先述したタイミング以外にも、日中の水分補給として白湯を取り入れるなど、飲みやすい時間に摂取するのがおすすめです。

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監修・執筆者プロフィール

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

<Edit:編集部>

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