ウェルネスフード
2024年10月1日
納豆に「お酢」を混ぜると、どんな効果がある?管理栄養士監修 (2/2)
2.鉄分やカルシウムの吸収率がアップする
酢に含まれるクエン酸は、鉄やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルの吸収を助ける働きがあります。
食べ物に含まれる栄養素は、「食べた=吸収した」ではありません。ミネラルは吸収率が25%〜30%といわれており、意識的に摂るだけでなく、より多く吸収できるようにすることも重要です。
納豆に酢を加えることで、納豆に含まれるミネラルの吸収率のアップが期待できます。
3.腸内環境を整え、便通や肌荒れ予防にメリット
納豆に含まれる食物繊維は以下の働きをしてくれます。
・腸管を刺激してぜん動運動を促したり、便のカサを増やしたりすることで排便をサポート
・腸内の善玉菌に働きかけ腸内環境を改善し、便の腐敗を防ぐ
ちなみに、酢にも善玉菌を増やす働きがあります。
善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑えて腸の活動を活発にさせる働きをもっています。善玉菌を増やすことで腸内環境が整い、便通が改善されるのです。
また、腸内環境が悪いと腸内で有害物質が発生しやすくなり、血液を介して肌まで届けられ、肌荒れの原因になる場合があります。
納豆に含まれる食物繊維のおかげで腸内環境が改善すると、結果的に肌質の改善も期待できるというわけです。
※本記事は酢納豆の効果と作り方。ダイエットにいい食べ方は?毎日食べると痩せる?[管理栄養士監修]の一部を再編集したものです。
<Edit:編集部>
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