ウェルネスフード
2025年1月22日
黒豆茶、飲み過ぎのデメリットと注意点。「腎臓に悪い」ってホント?副作用や健康リスクを管理栄養士に聞いた (2/2)
黒豆茶の効果を引き出す「おすすめの飲み方」
黒豆茶を効果的に飲むには、どうしたらいいのでしょうか。食品と合わせて摂取する場合の、一日の摂取量と効果的な飲み方とは。
1日3杯をこまめに飲む
黒豆茶に含まれるさまざまな成分を考えると、1日3杯を目安に飲むことがおすすめです。
効果的に飲むタイミングは、食前や食事中になります。黒豆に含まれているアントシアニンは、食事と一緒に摂取すると血糖値の上昇を抑える働きがあるためです。
効果や効能はあまり続かないので、なるべく朝、昼、晩と3回に分けてこまめに飲むのがおすすめです。
寝る前はホットがオススメ
冷え性の人は、寝る前にホットにして飲んでみてください。黒豆は血行を良くする働きがあるので、冷え症対策として寝る前に飲むと体を温めてくれます。
また、黒豆茶に含まれているトリプトファンはセロトニンの原料になります。セロトニンは、後に睡眠ホルモンであるメラトニンへと変わります。
煮出すのが面倒なときは、ティーバッグでも大丈夫です。寝る前に飲むことで自然と眠気を感じ、朝までぐっすりと眠れるようになりますよ。
監修・執筆者プロフィール
あんしん漢方 管理栄養士
小原 水月
管理栄養士・健康食育シニアマスター。社員食堂で300以上の料理を修得、ダイエット合宿所・特定保健検診の業務に携わり600人以上の食事と生活習慣改善を個別サポート。自身の出産後の体調不良から食事と漢方で体調改善/増進の経験を生かし、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。「心も体も食べたものだけで作られる」をモットーに簡単で時間もお金もかけずに元気になれるレシピを発信中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
<Edit:編集部>
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