
ダイエット中のさつまいもは「冷やして食べる」がおすすめ。その理由とは (2/2)
さつまいもダイエットに向いている人・おすすめしない人
望月さん:さつまいもをおすすめするのは、「便秘気味」「ダイエット中」の人です。逆におすすめしないのは、「糖質制限ダイエット中」「ケトジェニックダイエット中」の人です。
便秘気味の人
望月さん:さつまいもは、食物繊維が豊富です。そのため、便秘改善につながる可能性があります。
▼食物繊維量比較(100gあたり)
さつまいも : 2.3g
白米 : 0.5g
ダイエット中の人
望月さん:食物繊維は、腹持ちが良いと言われています。そのため、我慢せずに間食量を減らすことができるでしょう。
また、さつまいもにはしっかりとした甘味があるので、甘いお菓子を控えている人は、ストレス解消になるでしょう。
糖質制限やケトジェニックでダイエット中の人
望月さん:さつまいもは、糖質が高いです。そのため、食べる量によっては、あっという間に糖質オーバーにつながります。
▼さつまいもと白米の糖質量(100gあたり)
さつまいも : 30.3g
白米 : 37.1g
*糖質量≒炭水化物-食物繊維
▼参考
さつまいもの加熱調理直後、冷蔵保存及び再加熱によるレジスタントスターチ量の変化
抗酸化物質 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
監修者プロフィール
健康検定協会理事長
望月 理恵子
株式会社Luce代表取締役、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員。サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。「栄養学の◯と×」、「やせる時間に食べてみた!」など著書も多数。
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。