ヘルス&メンタル
2025年2月25日

もしかして愛着障害?「愛情不足で育った男性」に見られる5つの特徴 (2/3)

2. 対人関係で距離感を掴めない

他人との適切な距離感が分からず、過度に依存したり、逆に極端に避けたがる傾向があります。親密な関係を築くことへの恐れや、見捨てられることへの不安が背景にあります。

幼少期の愛着形成が不十分で、他人との信頼関係を築くのが難しく、安心できる人間関係のモデルがないことが原因です。

3. 自己肯定感が低い

自分に自信が持てず、「どうせ自分なんて」と自己卑下する傾向があります。常に他人の評価を気にしたり、承認欲求が強くなったりすることも。

養育者から無条件の愛情や肯定的な言葉を受け取ることが少なく、自己価値を肯定的に捉えられないことが原因です。

「自己肯定感が高い人は、他者も自分も大切にできる人」。心理専門家が考える、自己肯定感が高い人・低い人とは

4. 恋愛で問題を抱えやすい

特定の人と深い関係を築くのが苦手で、恋愛が長続きしなかったり、逆に相手に過度に依存して束縛したりすることがあります。愛着形成の問題から、相手を信頼することや、適切な愛情表現をすることが難しくなります。

また、見捨てられ不安から、相手を試すような行動をとってしまうことも。

5. 孤独感を抱えやすい

表面上は社交的に振る舞っていても、内面では強い孤独感を抱えていることがあります。周囲に人がいても、心が満たされない感覚が続くことがあります。

幼少期に安心できる人間関係を経験できないと、心の底から人を信頼することができず、常に孤独感と隣り合わせになってしまいます。

「親からの愛情不足で育った大人」の特徴とは。こんな問題行動や思考の偏り、ありませんか?

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