
ヘルス&メンタル
2025年2月28日
なぜ?眠気がとれない原因と、医師が感じる「疲れが取れない人の特徴」 (1/2)
眠っているはずなのに、昼間に眠すぎるということはありませんか? 仕事や家事、育児などに支障が出ていて、困っている人もいるはず。
考えられる理由について、小田原銀座クリニック岡村信良院長が解説します。
なぜ? 眠気がとれない原因として考えられること
岡村先生:眠気がなかなか解消されない場合は、体が慢性的な疲労状態になっているかもしれません。また、自律神経が乱れている場合も、眠気や疲労などの症状がでることがあります。
疲れが取れない人の特徴
寝ても疲れが取れない人には、次のような特徴があります。
- 1日の仕事・通勤時間が10時間以上
- 寝つきが悪い
- 寝てもすぐ目が覚める
- ストレスがある
- 多忙
- 悩み事がある など
疲れをとるためにまず何をすべきか?
岡村先生:まず、「十分な睡眠時間を確保する」。7〜8時間ほど睡眠をとりましょう。
次に「質の良い眠りをとる」。寝る前は部屋の照明をおとし、寝るときはできるだけ部屋を暗くしましょう。室温は寒すぎず、暑すぎず、快適な状態にしてください。
軽いストレッチは良いですが、激しい運動は目が覚めてしまうので、避けてください。
寝る前に避けたいこと
岡村先生:テレビを見たり、スマホを見たり、音の大きい音楽を聴いたりしながら寝るのは避けましょう。ゆったりとした音楽を聴いたり、好みの香りのアロマをたいたりすると寝やすくなります。
寝られないときは、無理に寝ようとせず、読み慣れた本を読んだりするのもおすすめです。
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