ヘルス&メンタル
2025年3月24日

ストレスが溜まりすぎると起こる「17のサイン」 (1/2)

ストレスが溜まりすぎると、どうなるの?

ストレスから生じる体と心の異変について、平塚共済病院 小田原銀座クリニック久野銀座クリニックの内科医・岡村 信良先生です。

ストレスが溜まりすぎるとどうなる?

ストレスが溜まりすぎると、自律神経の働きやホルモンバランスに悪影響が及びます。

「自律神経」は体全体の機能を調節する役割があります。そのため、自律神経が乱れると免疫力が低下して病気がちになったり、気分が落ち込みやすくなったりします。

また、ホルモンバランスの乱れによって、生理不順が起こる女性もいます。

ストレスで起こる「体の異変」

  • 頭痛、めまい
  • 下痢や便秘をしやすくなる
  • 発汗
  • 肌荒れ
  • じんましん
  • 肩や首がこる
  • 冷え
  • 倦怠感、体のだるさ
  • 朝起きられない
  • 風邪を引きやすくなる
  • 不眠
  • 生理不順、生理が止まる

ストレスによって体に異常が起こると、胃潰瘍や過敏性腸症候群、慢性疲労症候群、自律神経失調症などを発症することがあります。

ストレスで起こる「心の異変」

  • イライラしたり、怒りっぽくなる
  • 気分が落ち込む
  • やる気がなくなる
  • 気分の浮き沈みが激しくなる
  • ミスや間違いが増える

ストレスが溜まりすぎると注意力が低下するため、仕事が上手くいかなくなるケースもあります。

また、うつ病や摂食障害、強迫性障害、双極性障害などを発症することがあります。

つらい症状に悩まされている、仕事に行く気が起きない、ベッドから起き上がれないといった場合は、一度病院で相談してみましょう。

精神的に疲れている人に共通する13のサインとは

次:過剰なストレスはどう対処する?

1 2