ヘルス&メンタル
2025年7月8日

医師が教える「自律神経を整える最強ルーティン」6選 (2/2)

4.首まわりや肩甲骨まわりをほぐして血流アップ

アイソメトリック運動は、筋肉を動かさずに力を入れるトレーニング方法で、座ったまま簡単に行えます。

首まわりや肩甲骨まわりには自律神経が集まっているため、凝りをほぐすことで血流が良くなり、リフレッシュ効果も期待できます。

5.水分は「摂りすぎ注意」。冷えを防ぐコツ

水分は健康に欠かせませんが、飲みすぎると体を冷やしてしまうことがあります。喉が渇いたときに、必要な分だけを意識して摂取するのが理想的です。

冷え性の方は、常温〜温かい飲み物を選ぶことで、身体の冷えを防げます。

毎朝白湯を飲む習慣がある方は、生姜の絞り汁や粉末、生シナモンなどを加える“ちょい足し白湯”がおすすめ。身体を内側から温め、リラックス効果が高まります。

白湯に限らず、食事や飲み物に薬味やスパイスを加えることで、冷え対策としても効果的です。

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6.栄養は“足りない”より“多すぎ”に注意。腹八分目が理想

現代人の多くは、知らず知らずのうちに栄養過多になりがちです。1日3食きちんと食べる場合は、基本は腹八分目を心がけましょう。

あるいは1日1食だけ軽く済ませるなど、自分に合った食事のバランスを見つけることが、体調管理のカギになります。

ちなみに石原先生の食事例は以下です。

夜はバランスよく和食中心(二人分)

朝は人参ジュースで軽く栄養摂取

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プロフィール

石原 新菜先生

医師・イシハラクリニック副院長。2006年3月卒業後、大学病院で2年間の研修医を経て、現在は父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書は13万部を超えるベストセラーとなった「病気にならない蒸し生姜健康法」をはじめ70冊を数える。

<Edit:編集部>

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