
「魚肉ソーセージって意外とスゴいな?」栄養とメリット、効果的な食べ方を深掘り! (2/2)
筋トレ民やダイエッターの新相棒としても推薦したい
魚肉ソーセージは、最近筋トレ民からも注目されています。
筋肉の合成や維持に欠かせないたんぱく質が、1本で約6〜10g(商品による)摂れるのが最大のポイント。食べ物からたんぱく質を摂ることで、咀嚼による満足感も得られるため、プロテインだけでは物足りない人にもおすすめです。
タンパク質量もちょうどいいんですよね。プロテインだとタンパク質を摂り過ぎてしまうし、他の食べ物だと脂質オーバーだったり。その点、魚肉ソーセージならプロテインバーよりコスパよし。
また、筋肉だけでなく体調管理や代謝サポートにも効果が期待できます。エネルギー代謝や疲労回復にいいビタミンB群、筋収縮や骨の強化にとりたいカルシウムなど。
ダイエット中の人にもオススメできます。なんたって1本あたり100〜130kcal程度と低カロリーながら満足感があり、脂質も控えめ。間食や食事の置き換えにも使いやすく、ダイエット中の食事管理にぴったりです。
製品によってはカルシウムやビタミンB群、DHA・EPAなどの栄養素も含まれているため、ダイエット中は不足しやすい栄養を補う面でも評価は高い!
近藤先生もオススメ! 魚肉ソーセージを食べるメリット
この記事の監修を担当してくれた、美容外科医・SO グレイスクリニック院長の近藤惣一郎先生も、魚肉ソーセージを愛食している一人です。
近藤先生:魚肉ソーセージは、高タンパク質で低脂質、消化吸収しやすい栄養豊富な食品です。DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸やカルシウムも含まれており、生活習慣病予防や骨の健康維持に役立ちます。
常温保存可能で賞味期限が長く、持ち運びやすいため、いつでも、どこでも食べられ非常食や間食に最適。小腹が空いた時に、甘いものやポテトチップスなど糖分や脂質の多いものでなく、魚肉ソーセージを食べれば、タンパク質が摂取でき、お腹の満足感も得られます。コストパフォーマンスも良いですしね。
強いて言えば? 魚肉ソーセージで気をつけたいポイントは「塩分と添加物」
ここまで魚肉ソーセージのいい面ばかり取り上げてきましたが、注意すべき点はあるのでしょうか。強いて言えば、加工食品であるため、以下の点には注意しましょう。
・塩分がやや高め(1本あたり約1.0〜1.5g)
高血圧が気になる方や、塩分制限中の人は1日1本を目安にいただきましょう。
・添加物(リン酸塩、保存料、着色料など)が含まれている製品も
保存料・発色剤が入っていない魚肉ソーセージも多いですが、中には添加物が使用されているものも。過剰に心配する必要はありませんが、ほかにも加工食品が多い食生活を送っている人は、無添加タイプを選ぶとさらに安心できますね。
監修者プロフィール
美容外科 SO グレイスクリニック院長
近藤惣一郎
医学博士(京都大学)
ロンリー侍ドクター
日本脳神経外科学会専門医
日本美容外科学会(JSAS)専門医
1988年 京大医学部卒
若返り専門の美容外科医。美は健康の上になり立つという理念のもと、正しい食生活・運動習慣・ダイエットに関する知識が豊富で、自らもダンサーとして、プロフィッシングアングラー(DAIWA)として、若さとナイスボディを保ち続ける。
Instagram:https://www.instagram.com/kondo.soichiro/
<Edit:編集部>