ヘルス&メンタル
2025年9月8日

「毎晩、夜中に目が覚める理由」はメンタルにある?眠りを邪魔する“こころのモヤモヤ”対処法 (2/4)

いくつ当てはまる? ストレスによる睡眠障害チェックリスト

最近の自分の状態について、以下の項目のうち当てはまるものにチェックを入れてみてください。

□ 寝つくまでに30分以上かかる日が多い
□ 夜中に何度も目が覚める
□ 一度目が覚めると、再び寝るのに時間がかかる
□ 寝ても疲れが取れた感じがしない
□ 寝る時間が近づくと、気持ちが落ち着かなくなる

□ 朝すっきり起きられず、だるさが残る
□ 寝る前に仕事や人間関係のことを考えてしまう
□ 日中もぼんやりして集中力が続かない
□ 寝る直前までスマホやPCを見てしまう
□ 「ちゃんと眠れないこと」がさらにストレスになっている

結果の目安

0〜2個: 今のところ大きな問題はなさそうです。リラックスできる時間を意識的に持ちましょう。
3〜5個: ストレスや睡眠リズムの乱れが出始めている可能性があります。生活習慣や考え方を見直すサインかもしれません。
6個以上: ストレスが睡眠に強く影響している可能性があります。セルフケアを取り入れるとともに、必要に応じて専門家への相談も検討してみましょう。

ただし、上から5つの項目にひとつでも当てはまる場合、すでに睡眠の質に影響が出ている可能性がある重要サインです。

2~3個当てはまる場合は「6個以上」に相当すると考え、医療機関や専門家への相談を検討してください。

無自覚な“こころのモヤモヤ”にも注意!

本人が自覚していないストレスや不安でも、睡眠に影響を与えることがあります。「そんなに悩みはないつもりなのに、なぜか夜中に目が覚める」という場合、心の奥で整理しきれていない感情が残っている可能性も。

眠りを妨げる“こころのモヤモヤ”に気づき、それをやさしくほぐしていくことが、中途覚醒の改善への第一歩になります。

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